まとめ
解説
恒星は、その中心部で水素などが重い元素に変わる核融合反応を起こし、自ら光や熱を放ち続けています。夜空に見える星の大部分は恒星であり、私たちの太陽もその一つです。恒星の明るさは「等級」で表され、1等星は6等星のちょうど100倍の明るさがあります。1等級の差は約2.5倍に相当します。
また、恒星の色は表面温度を反映しています。例えば、おとめ座のスピカのような青白い星は表面温度が非常に高く、さそり座のアンタレスのような赤い星は温度が比較的低いことを示しています。恒星と、その周りを回る惑星の違いをまとめると以下の通りです。
| 比較項目 | 恒星 | 惑星 |
|---|---|---|
| 光り方 | 自ら光を放つ | 太陽の光を反射して光る |
| 天球上の動き | 互いの位置関係が変わらない | 星座の間を縫うように移動する |
| 主な例 | 太陽、シリウス、ベガ | 地球、火星、木星 |
地球から見た恒星の動きは、地球の自転と公転による「見かけの動き」です。自転による日周運動では1時間に約15度、公転による年周運動では1ヶ月に約30度、それぞれ東から西へ動いて見えます。例えば、5月5日の20時に見えた星は、1ヶ月後の6月5日には22時の位置(30度西)に移動しています。
北の空にある北極星は、地軸の延長線上にあるため、ほとんど位置が変わりません。観測地点の北緯と北極星の高度は一致するため、北緯36度の地点では北極星の高度も約36度となります。季節ごとの目印として、夏の大三角(ベガ・アルタイル・デネブ)や冬の大三角(シリウス・プロキオン・ベテルギウス)を覚えておくことが重要です。
夜空にきらきらと光る星の多くは、太陽と同じように自分から光を出している「恒星」という星です。恒星は、中心で大きなエネルギーを作って、まわりを明るく照らしています。地球からとても遠いところにあるので、長い時間がたっても星どうしのならび方は変わりません。だから、昔の人たちは星をつないで「星座」を作ることができました。
星にはいろいろな色がありますが、これは星の温度に関係しています。青白い星はとても温度が高く、赤い星は少し温度が低いという特ちょうがあります。北の空にある「北極星」は、地球の回転の軸の真上にあるので、時間がたっても場所がほとんど変わりません。昔の旅人は、この北極星を目印にして方角をたしかめていました。
太陽は地球に一番近い恒星です。もし太陽がもっと遠くにあったら、夜空に浮かぶ小さな点のようにしか見えなかったはずですよ。
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