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おとめ座

おとめ座

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

おとめ座
春の夜に南の空で観察される代表的な星座であり、太陽の通り道である黄道上に位置する黄道十二星座の一つ

解説

おとめ座は、春の夜空を代表する星座です。地球太陽の周りを1年かけて1周する「公転」によって、地球から見える星の位置は毎日少しずつ変化します。これを星の年周運動と呼び、星は1日に約1度、1ヶ月で約30度、東から西へと移動して見えます。おとめ座が春に見頃を迎えるのは、この時期に地球から見て太陽と反対方向に位置するためです。

星の位置を特定する際は、日付による年周運動と時刻による日周運動の両方を考慮する必要があります。例えば、5月5日の午後8時に特定の場所(A)に見えた星は、1ヶ月後の同時刻には西へ30度移動した場所(B)に見えます。さらに時間が経過し、8月5日の午後6時に観測する場合、3ヶ月分の年周運動(90度西へ)と、2時間分の日周運動(30度東へ)を組み合わせることで、最終的な位置(C)を算出できます。

比較項目 日周運動 年周運動
主な原因 地球の自転 地球の公転
移動の速さ 1時間に約15度 1ヶ月に約30度
移動の方向 東から西 東から西
コラム

おとめ座で最も明るい1等星は「スピカ」と呼ばれます。ラテン語で「麦の穂」を意味し、女神が持つ麦の穂先に位置しています。また、救急車などの紋章に見られる「ヘビが巻き付いた杖」は、ギリシャ神話の医神アスクレピオスの象徴ですが、おとめ座のモデルとされる女神デーメーテールやその娘ペルセポネーの神話も、季節の移り変わりを説明するものとして有名です。

小学生のみなさんへ

おとめ座は、春の夜に南の空で見ることができる大きな星座せいざです。おとめ座には「スピカ」という名前の、白くかがやく明るい星があります。スピカは「麦の」という意味で、女神さまが持っている麦の先に光っています。

地球は太陽のまわりを1年かけて回っているため、夜に見える星座せいざは季節ごとに少しずつ変わっていきます。これをおとめ座が見える位置で計算すると、1ヶ月で約30度ずつ西にずれていくことになります。5月の夜に見えていた星が、夏になると夕方の早い時間に見えるようになるのは、地球が宇宙うちゅうの中で移動いどうしているからなのです。

ルラスタコラム

おとめ座は、全88星座せいざの中で2番目に大きい星座せいざです。とても広い範囲はんいに星が広がっているので、夜空が開けた場所で探してみると、女神さまの姿すがた想像そうぞうしやすいですよ。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 おとめ座は、主にどの季節の夜に南の空で観察される星座ですか。
【応用】 地球の公転によって、星が1ヶ月に約30度ずつ東から西へ移動して見える現象を何といいますか。
年周運動
【実践】 5月5日の午後8時にある位置に見えた星が、1ヶ月後の6月5日の午後8時にはどの方向に何度移動して見えますか。
西に30度

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