まとめ
- 地球の中心から北極点、または南極点までの距離を指し、その値は約6357kmである。
- 地球の自転による遠心力の影響で、赤道方向の半径(赤道半径)よりも約21km短くなっている。
- 地球が完全な球体ではなく、回転楕円体(地球楕円体)であることを示す重要な数値の一つである。
解説
地球の形状は、厳密には完全な球形ではありません。地球が自転することによって生じる遠心力が、赤道付近で最も強く働くため、赤道方向にわずかに膨らんだ「地球楕円体」と呼ばれる形をしています。このため、極半径(約6357km)は赤道半径(約6378km)に比べて短くなっており、この差が地球のわずかな「ひしゃげ具合」を表しています。
地球の大きさを測る試みは古くから行われてきました。特定の2地点間の緯度差と、その間の距離を利用することで、地球全体の大きさを算出することが可能です。例えば、緯度差が4度で距離が450km離れた2地点のデータに基づくと、地球1周の距離は約40500kmと計算できます。また、月食の際に月面に映る地球の影が常に円弧状であることや、遠くから近づいてくる船がマストの先端から見え始めることなどは、地球が球体に近い形状であることを証明する根拠となります。
地球は、宇宙から見るときれいな丸い形をしていますが、実はほんの少しだけ、上下(北極と南極のほう)から押しつぶされたような形をしています。この、地球の真ん中から北極や南極までの長さを「極半径」といいます。
極半径の長さは約6357kmです。地球の横はばである赤道の半径と比べると、約21km短くなっています。これは、地球がコマのようにすごい速さで回っているため、外側にふくらもうとする力がはたらくからです。
昔の人は、月にかかった地球の影が丸いことや、遠くからやってくる船がマストの先から見え始めることから、地球が丸いことに気づきました。今では、2つの場所の距離と角度を計算することで、地球の大きさを正確に知ることができます。
地球が少しだけ横にふくらんでいるのは、地球が一生懸命回っている証拠です。でも、そのふくらみはほんのわずかなので、もし地球をテニスボールくらいの大きさに小さくして触ってみても、デコボコやゆがみはほとんど感じられないほど、きれいな丸に見えるんですよ。
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