北緯36度

一般小学生

まとめ

解説

観測地点が北緯36度の場合、天の北極(北極星付近)の高度は36度となります。地球の自転による見かけの運動である日周運動において、星はこの天の北極を中心とした円を描くように動きます。冬の夜空で目立つオリオン座では、表面温度が低いベテルギウスが赤色に、表面温度が高いリゲルが青白色に見えるという特徴があります。

オリオン座の三つ星の右端に位置するミンタカは、天の赤道付近にあるため、北緯36度の地点からはほぼ真東から昇り、南中を経て真西の地平線に沈みます。透明半球などのモデルを用いた観察では、ミンタカの軌跡は大きな弧を描き、西の空では地平線に対して斜め右下に沈んでいく様子が確認できます。これは天体の動きを空間的に把握する上で非常に重要なポイントです。

コラム

北緯36度での観測は、日本の多くの中学校・高校の教科書で標準モデルとして採用されています。ベテルギウス、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンを結んで形成される「冬の大三角」の配置や、それぞれの星の南中高度を計算する際にも、この緯度が前提となることが多いです。緯度が変われば星の南中高度も変化するため、「90-(その場所の緯度)+(星の赤緯)」という公式を用いて、各地での見え方の違いを考察することが可能です。

小学生のみなさんへ

北緯36度というのは、日本の東京や京都のあたりを通る「緯度(いど)」という横の線のことです。夜空の星を観察するとき、この場所では北極星が地面からちょうど36度の高さに見えます。

冬に見えるオリオン座の赤色あかいろの星「ベテルギウス」や、青白色せいはくしょくの星「リゲル」の動きを調べるときも、この北緯36度が基準になります。オリオン座の真ん中にある三つ星の一つ「ミンタカ」は、ほぼ真東から出て、真西に沈んでいきます。

星は1時間に15度ずつ動いて見えるので、時間がたつと星の位置がどのように変わるかを考えるのが理科の学習でとても大切です。

ルラスタコラム

北極星の高さは、その場所の緯度と同じになります。つまり、もし君が北極(北緯90度)に行ったら、北極星は頭の真上に見えるんだよ!

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