一般小学生
まとめ
- 秋の夜空の天頂付近に位置する、ペガスス座の3つの星とアンドロメダ座の1つの星を結んで形成される大きな四角形の星群(アステリズム)。
- 明るい星が少ない秋の星空において、他の星座や天体を特定するための重要な基準点として機能する。
- 構成する星は主に2等星であり、天頂付近に大きく広がるため、視認性が高く観測の指標となる。
解説
秋の四辺形は、ペガスス座のα星(マルカブ)、β星(シェアト)、γ星(アルゲニブ)の3星に、アンドロメダ座のα星(アルフェラッツ)を加えた4つの星で構成される。かつてはこれら4つの星すべてがペガスス座に属するとされていたが、現在は境界線の整理によりアルフェラッツがアンドロメダ座に分類されている。
この四辺形は、秋の夜空におけるナビゲーターの役割を果たす。例えば、四辺形の西側の辺を北へ延ばすとカシオペヤ座や北極星を見つけることができ、南側の辺を東へ延ばすと、秋の夜空で唯一の1等星であるみなみのうお座のフォーマルハウトを特定することができる。星自体の明るさは2等星が中心であるが、周囲に競合する明るい星が少ないため、都市部を除けば比較的容易に発見できる星の並びである。
小学生のみなさんへ
秋の夜空を見上げると、頭の真上(天頂)のあたりに大きな四角形が見つかります。これを「秋の四辺形(しへんけい)」と呼びます。
この四角形は、ペガスス座という星座の3つの星と、アンドロメダ座の1つの星をつないでできています。秋の空には明るい星が少ないので、この大きな四角形はほかの星座を見つけるための大切な目印になります。
四角形を作っている星は、どれも「2等星」という明るさの星です。1等星ほどまぶしくはありませんが、まわりに明るい星がないので、暗い場所ならすぐに見つけることができますよ。
ルラスタコラム
秋の四辺形は、大きな馬の形をした「ペガスス座」の胴体の部分にあたります。昔の人は、この四角形を「空飛ぶ馬の体」に見立てていたのですね。ちなみに、この四角形を基準にすると、北の方角にあるカシオペヤ座も簡単に見つけることができます。
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