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緯度

緯度

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

緯度
赤道を0度として、地球上の南北の位置を0度から90度までの角度で表した指標

解説

緯度は、地球を横に切る座標軸であり、地球の中心から地表面を見た際の南北方向の角度を指します。赤道を0度とし、北側を北緯、南側を南緯と呼びます。地球は自転の影響で赤道付近がわずかに膨らんだ回転楕円体であるため、緯度1度あたりの距離は厳密には場所により異なりますが、概ね約111kmと計算されます。

緯度は単なる位置情報にとどまらず、太陽の南中高度に直接影響を与えます。低緯度地域では太陽が真上近くを通るため単位面積あたりの日射量が多く、高緯度地域では太陽光が斜めに差し込むためエネルギーが分散されます。この受熱量の差が、熱帯や寒帯といった地球規模の気候区分を生む根本的な原因となっています。

比較項目 緯度 経度
基準線 赤道(0度) 本初子午線(0度)
測定方向 南北(0~90度) 東西(0~180度)
主な影響 気候・太陽高度 時差(15度で1時間)
コラム

天体観測において、緯度は非常に重要な役割を果たします。北半球では、北極星の高度を測ることで、その地点の緯度を即座に知ることができます。例えば、東京都(北緯約36度)では北極星は常に高度約36度の位置に見えます。これは、北極星が地球の自転軸のほぼ延長線上にあるために起こる現象です。

また、季節ごとの太陽の南中高度は、緯度を用いて計算可能です。春分・秋分の日南中高度は「90-緯度」で求められ、夏至にはこれに地軸の傾き(約23.4度)を足し、冬至には引くことで算出できます。この計算は、建築物の日照権の設計や農業計画など、実社会の様々な場面で応用されています。

小学生のみなさんへ

緯度いどとは、地球の上のほうにあるのか、下のほうにあるのかをあらわす数字のことです。地球のまんなかを通る「赤道せきどう」を0度として、北極ほっきょく南極なんきょくにむかって90度まで数字がわりふられています。

緯度いどがちがうと、太陽からうける熱の量が変わります。赤道せきどうに近いところは太陽の光が強くあたるのであたたかく、北極ほっきょく南極なんきょくに近いところは光が弱くなるので寒くなります。このように、緯度いどはその場所の「暑さ」や「寒さ」を決める大切な役割をもっています。

ルラスタコラム

北半球では、夜空にかがやく北極星ほっきょくせい」の高さ(角度かくど)をはかると、自分がいる場所の緯度いどがわかります。昔の船乗ふなのりたちは、この北極星ほっきょくせいを見て、自分たちが海の上でどのあたりにいるのかをたしかめていたんですよ。

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