まとめ
- 天の川の中に位置し、十字の形をした星の並びを翼を広げた白鳥の姿に見立てた夏の代表的な星座。
- 1等星のデネブは、こと座のベガ、わし座のアルタイルとともに「夏の大三角」を形成する。
- 恒星は昼間も空に存在するが、太陽光による大気の散乱が強いため、通常は肉眼で確認できない。
解説
はくちょう座は、北天の天の川沿いに位置する星座であり、その中心的な星の並びは「北十字(ノーザンクロス)」として知られています。尾の部分に輝く1等星デネブは、夏の夜空の指標となる「夏の大三角」の一角を担っています。
天体観測において、昼間に星が見えない理由は、太陽の強い光が地球の大気で散乱し、背景となる空の輝度が星の明るさを上回ってしまうためです。しかし、皆既日食の際のように太陽が月に完全に遮蔽されて空が暗くなった場合や、金星のように際立って光度の高い天体については、日中でも肉眼で確認できる可能性があります。
はくちょう座のデネブは、地球から約1,400光年以上も離れた場所に位置する白鳥の尾の部分の星です。また、この星座の付近には、人類が初めて発見したブラックホールの有力な候補とされる「はくちょう座X-1」が存在することでも有名です。
はくちょう座は、夏の夜空に見える大きな鳥の形の星座です。天の川の中に、十字の形に並んだ星が見つかったら、それがはくちょう座の目印です。はくちょうのしっぽのところにある「デネブ」という明るい星は、ほかの星座の星(ベガ、アルタイル)といっしょに「夏の大三角」という大きな三角形を作っています。
「昼間は星がなくなってしまうの?」と思うかもしれませんが、星はずっと空にあります。太陽の光が強すぎて、まわりの空が明るくなりすぎるから見えないだけなのです。でも、太陽が月に完全にかくれる「皆既日食」のときや、とても明るい「金星」なら、昼間でも見えることがあります。
はくちょう座のデネブは、夏の大三角の中で一番遠くにある星です。ベガやアルタイルよりもずっと遠くにありますが、とても巨大で明るいため、地球からもはっきりと見ることができます。
記事の内容に誤りがありますか?
⚠️ 修正を提案する