一般小学生
まとめ
- 地球が自転する際の回転の軸となる、北極と南極を結ぶ仮想的な直線。
- 地球の公転面に対して垂直な方向から約23.4度傾いており、その延長線は常に北極星の方向を指している。
- この傾きを維持したまま公転することで、季節による太陽の南中高度や昼夜の長さの変化、四季が生じる。
解説
地球は地軸を中心に、西から東へ1日に1回自転しています。この運動により、天体は地軸と垂直な面をなぞるように東から西へ回転して見える「日周運動」が起こります。天球モデルにおいて、地軸は天球の中心と北極星を結ぶ線として定義され、観測地点における北極星の高度は、その場所の北緯とほぼ一致するという性質があります。
重要なのは、地軸が公転面に対して約23.4度傾いている点です。この傾きがあるため、地球が太陽の周りを公転する位置によって、太陽光が地面を照らす角度(南中高度)が変化します。例えば、北半球が太陽側に傾く時期が「夏至」となり、逆に太陽から遠ざかる方向に傾く時期が「冬至」となります。この角度の変化が、単位面積あたりの受熱量を変え、地球上に豊かな四季の変化をもたらしています。
小学生のみなさんへ
地球はコマのようにくるくると回っています。この回るときの中心になる棒のような線を「地軸」といいます。実際には棒がささっているわけではなく、北極と南極を結んだ見えない線のことです。
地球はこの地軸を少しだけななめにたおしたまま、太陽のまわりを1年かけて回っています。たおれている角度は、まっすぐな状態から約23.4度です。この「ななめ」のおかげで、日本には夏は暑く、冬は寒くなるという四季が生まれます。
また、地軸の先はいつも北極星という星の方を向いています。だから、夜空の星は北極星を中心に回っているように見えるのです。
ルラスタコラム
もし地軸がななめになっていなかったら、地球に季節はなくなってしまいます。1年中ずっと同じ気温で、昼と夜の長さも毎日同じになります。今の豊かな自然があるのは、地球が少しだけ「ななめ」に頑張っているおかげなのですね。
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