ベテルギウス

ベテルギウス

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

解説

ベテルギウスは、冬の代表的な星座であるオリオン座の肩の部分に位置する恒星です。地球の自転に伴う「日周運動」によって、星々は天の北極を中心に1日1回転する見かけの運動を行いますが、ベテルギウスはその軌道が天の赤道よりも北側に寄っています。そのため、北緯36度東京のような地点では、真東よりも北寄りから昇り、高い南中高度を経て真西よりも北寄りへと沈みます。これにより、天の赤道上にある星よりも長い時間、夜空に留まることになります。

また、星の色はその表面温度と密接に関係しています。オリオン座のリゲルが青白色で高温であるのに対し、ベテルギウスは赤色で低温です。これはベテルギウスが「赤色超巨星」という、太陽の数百倍から千倍以上にまで膨れ上がった状態にあるためです。観測者の緯度によって星の通り道と地平線が作る角度(90度-緯度)が決定されるという天球モデルの法則を理解する上で、ベテルギウスやミンタカの軌跡を比較することは非常に有効な学習材料となります。

コラム

ベテルギウスは近年、その明るさが急激に変化したことで「超新星爆発」の前兆ではないかと大きな話題になりました。もし爆発が起これば、地球からは数週間にわたって満月ほどの明るさで輝き、昼間でも肉眼で確認できる歴史的な天体現象になると予測されています。冬の夜空を見上げる際は、この巨大な星が持つダイナミックな一生に思いを馳せてみるのも良いでしょう。

小学生のみなさんへ

冬の夜空で一番有名な星座せいざといえば、オリオン座ですね。ベテルギウスは、そのオリオン座の左上のほうで赤く光っている、とても明るい星です。

この星は、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンという星とつないで「冬の大三角」とよばれる大きな三角形を作ります。冬の星空をさがすときの、大切な目印になります。

ベテルギウスは、太陽よりもずっとずっと大きな星で、もし太陽の場所にベテルギウスを置いたら、木星のあたりまで飲みこんでしまうほど巨大きょだいです。色は赤っぽいですが、これは星の温度が少し低いためです。

ルラスタコラム

ベテルギウスは、もうすぐ寿命じゅみょうをむかえて、大ばくはつをおこすかもしれないと言われています。これを「超新星爆発ちょうしんせいばくはつ」とよびます。もし爆発ばくはつしたら、昼間でも見えるくらい明るくなるかもしれません。

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