年周運動

一般小学生

まとめ

理科地学天体公転

解説

年周運動は、地球が太陽の周りを1年かけて1周する「公転」という運動によって生じる現象です。地球が移動することで、地球から見た太陽や星の方向が少しずつ変化するため、あたかも天体の方が動いているように見えます。

星の動きを同じ時刻に毎日観察すると、1か月に約30度(360度÷12か月)ずつ東から西へずれていきます。これは、地球の自転による「日周運動」とは異なる周期の動きです。また、地球が公転軌道上のどこにいるかによって、夜の側に位置する星座が変わるため、季節ごとに代表的な星座(夏の大三角冬の大三角など)が入れ替わります。

コラム

太陽の年周運動は、天球上の「黄道」と呼ばれる道筋として観察されます。地球の地軸が公転面に対して約23.4度傾いているため、季節によって太陽の南中高度真南に来た時の高さ)が変化します。

観測地点の緯度を「L」とした場合、春分・秋分の日南中高度は「90-L」度で計算できます。これに地軸の傾きを加味すると、夏至の日は「90-L+23.4」度、冬至の日は「90-L-23.4」度となります。この高度の変化が、日本のような中緯度地域における四季の気温変化の主な要因となっています。

小学生のみなさんへ

地球は、太陽のまわりを1年かけて1周しています。これを「公転こうてん」といいます。地球が動いているために、まわりの星や太陽が動いているように見える現象げんしょうを「年周運動」と呼びます。

毎日同じ時間に夜空を見上げると、星の位置が少しずつ東から西へずれていくのがわかります。1か月たつと約30度も動くため、季節によって見える星座が変わっていくのです。例えば、夏には「こと座」のベガがよく見えますが、冬には「オリオン座」が主役になります。

また、太陽の高さも季節によって変わります。夏は太陽が頭の真上近くまで高く上がり、冬は低くなります。これも地球が地軸ちじくをかたむけたまま太陽のまわりを回っているから起こる仕組みです。

ルラスタコラム

星は1日に約1度ずつずれていきますが、365日たつとちょうど365度、つまり約1周して元の位置に戻ってきます。カレンダーの1年が365日なのは、地球が太陽のまわりを1周する時間に基づいているからなんですよ。

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