一般小学生
まとめ
- 地球が太陽の周りを公転することによって、恒星や太陽などの天体が1年かけて天球上を移動して見える見かけの動き。
- 同じ時刻に観測した場合、星は1日に約1度、1か月に約30度の速さで東から西へ移動する。
- 地球の公転と地軸の傾きが組み合わさることで、季節ごとの星座の変化や太陽の南中高度の変化が引き起こされる。
解説
年周運動は、地球が太陽の周りを1年かけて1周する「公転」という運動によって生じる現象です。地球が移動することで、地球から見た太陽や星の方向が少しずつ変化するため、あたかも天体の方が動いているように見えます。
星の動きを同じ時刻に毎日観察すると、1か月に約30度(360度÷12か月)ずつ東から西へずれていきます。これは、地球の自転による「日周運動」とは異なる周期の動きです。また、地球が公転軌道上のどこにいるかによって、夜の側に位置する星座が変わるため、季節ごとに代表的な星座(夏の大三角や冬の大三角など)が入れ替わります。
小学生のみなさんへ
地球は、太陽のまわりを1年かけて1周しています。これを「公転」といいます。地球が動いているために、まわりの星や太陽が動いているように見える現象を「年周運動」と呼びます。
毎日同じ時間に夜空を見上げると、星の位置が少しずつ東から西へずれていくのがわかります。1か月たつと約30度も動くため、季節によって見える星座が変わっていくのです。例えば、夏には「こと座」のベガがよく見えますが、冬には「オリオン座」が主役になります。
また、太陽の高さも季節によって変わります。夏は太陽が頭の真上近くまで高く上がり、冬は低くなります。これも地球が地軸をかたむけたまま太陽のまわりを回っているから起こる仕組みです。
ルラスタコラム
星は1日に約1度ずつずれていきますが、365日たつとちょうど365度、つまり約1周して元の位置に戻ってきます。カレンダーの1年が365日なのは、地球が太陽のまわりを1周する時間に基づいているからなんですよ。
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