一般小学生
まとめ
- 天体が自らの回転軸を中心に一回転するのに要する時間のこと。
- 月の自転周期は約27.3日であり、地球の周囲を回る公転周期と完全に一致している。
- 自転と公転の周期が一致する「同期回転」により、月は常に同じ面を地球に向けている。
解説
自転周期とは、天体がその中心軸を基準に360度回転する時間を指します。地球の自転周期は約24時間ですが、月の場合は約27.3日と非常に長く、これが地球の周りを一周する公転周期と同じ期間である点が大きな特徴です。この現象は「同期回転」と呼ばれ、重力の相互作用(潮汐ロック)によって引き起こされます。
この同期回転の結果、地球からは常に月の同じ面(表側)しか見ることができず、裏側を直接観測するには探査機を送り込む必要があります。また、天体の見かけの動きにおいて、地球の公転によって星々は東から西へ移動して見えますが、月は自身の公転によって星々の間を西から東へと移動するため、月と星の位置関係は毎日変化していきます。
小学生のみなさんへ
「自転周期」とは、星が自分自身でくるりと一回転するのにかかる時間のことです。地球は1日で一回転するので、地球の自転周期は24時間になります。
月の場合は少し特別で、一回転するのに約27.3日もかかります。これは、月が地球のまわりを一周する時間(公転周期)とまったく同じです。そのため、月はいつも同じ面を地球に向けていて、私たちは地球から月のうらがわを見ることはできません。
また、太陽・月・地球が一直線にならぶと、太陽が月にかくれる「日食」という現象がおこります。これは月が太陽と同じ方向にある「新月」のときにおこりますが、月の通り道が少しだけかたむいているため、毎月見られるわけではありません。
ルラスタコラム
月のうらがわは、1959年にソ連の探査機「ルナ3号」が写真を撮るまで、だれも見たことがないなぞの世界でした。今では探査機が着陸して調査が進んでいますが、地球からは絶対に見えないなんて、なんだか不思議ですね!
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