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公転

公転

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

公転
ある天体が他の天体の周囲を、一定の時間をかけて1周する運動
  • 地球は地軸を約23.4度傾けたまま太陽の周囲を約365日で1周し、四季の変化を生じさせる
  • 星の年周運動の原因となり、同じ時刻に観測される星の位置は1ヶ月で約30度ずつ東から西へ移動する
  • 月は地球の周囲を約27.3日で公転し、満ち欠けや南中時刻が毎日約50分ずつ遅れる現象を引き起こす

解説

地球は太陽の周囲を約365日(1年)かけて1周しています。この公転運動において、地球の自転軸(地軸)が公転面に対して約23.4度傾いていることが、太陽の南中高度や昼夜の長さの変化をもたらし、地球上の豊かな四季を生む主要な要因となっています。地球が公転軌道上を移動することで、地上から見える星の位置も変化します。これを「星の年周運動」と呼び、同じ時刻に観測すると星は1日に約1度、1ヶ月で約30度ずつ東から西へ移動して見えます。

天体の公転周期や移動角度は、天体ごとに異なります。以下に地球と月の公転の主な違いをまとめます。

比較項目 地球の公転 月の公転
中心となる天体 太陽 地球
1周の周期 約365日(1年) 約27.3日
主な現象 四季の変化・星の年周運動 月の満ち欠け・南中時刻の遅れ
コラム

月の公転周期は約27.3日ですが、地球も太陽の周りを公転しているため、月の満ち欠けの周期(朔望月)は約29.5日となります。月は1日に約12度ずつ公転方向に移動するため、地球の自転と組み合わさることで、月が南中する時刻は毎日約50分ずつ遅れていきます。計算問題では、月の出から月の入りまでの滞空時間を求める際、日をまたぐ場合に24時間を足して算出する手法などが用いられます。

また、古代ギリシャのエラトステネスは、緯度差を利用して地球の大きさを計算しました。例えば、緯度差が4度で距離が450km離れた2地点の情報を用いると、地球1周の距離は40,500km(450÷4×360)と算出されます。円周率を3とした場合、地球の直径は約13,500kmとなります。なお、星は昼間も空に存在していますが、太陽光が強すぎるため通常は見えません。ただし、皆既日食の際や非常に明るい金星などは、昼間でも観測できる可能性があります。

小学生のみなさんへ

地球は、太陽のまわりを1年かけてぐるっと1周しています。これを公転といいます。地球が少しななめにむいたまま公転しているおかげで、日本には春・夏・秋・冬という四季があります。

また、月も地球のまわりを約27日かけて公転しています。月が動くことで、形が変わって見えたり、月がのぼる時間が毎日少しずつおそくなったりします。

星も、地球が公転しているせいで、同じ時間に見ても季節によって見える場所が変わります。夜空の星を観察するときは、地球が宇宙うちゅうを動いていることを思い出してみてくださいね。

ルラスタコラム

実は、星は昼間も空にあります。太陽の光が明るすぎて見えないだけなのです。でも、太陽が月に隠れる「皆既日食かいきにっしょく」のときや、とても明るい金星なら、昼間でも見えることがあるんですよ。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 地球が太陽のまわりを1周する運動を何というか。また、1周するのにかかる時間は約どれくらいか。
公転(約365日/1年)
【応用】 地球の公転と地軸の傾きによって生じる、地球上の大きな変化は何か。
四季(季節)の変化
【実践】 ある星を毎日同じ時刻に観察したとき、1ヶ月後には星の位置はどちらの方角へ何度移動して見えるか。
西の方角へ約30度移動して見える(星の年周運動)。

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