まとめ
- 公転
- ある天体が他の天体の周囲を、一定の時間をかけて1周する運動
解説
地球は太陽の周囲を約365日(1年)かけて1周しています。この公転運動において、地球の自転軸(地軸)が公転面に対して約23.4度傾いていることが、太陽の南中高度や昼夜の長さの変化をもたらし、地球上の豊かな四季を生む主要な要因となっています。地球が公転軌道上を移動することで、地上から見える星の位置も変化します。これを「星の年周運動」と呼び、同じ時刻に観測すると星は1日に約1度、1ヶ月で約30度ずつ東から西へ移動して見えます。
天体の公転周期や移動角度は、天体ごとに異なります。以下に地球と月の公転の主な違いをまとめます。
| 比較項目 | 地球の公転 | 月の公転 |
|---|---|---|
| 中心となる天体 | 太陽 | 地球 |
| 1周の周期 | 約365日(1年) | 約27.3日 |
| 主な現象 | 四季の変化・星の年周運動 | 月の満ち欠け・南中時刻の遅れ |
月の公転周期は約27.3日ですが、地球も太陽の周りを公転しているため、月の満ち欠けの周期(朔望月)は約29.5日となります。月は1日に約12度ずつ公転方向に移動するため、地球の自転と組み合わさることで、月が南中する時刻は毎日約50分ずつ遅れていきます。計算問題では、月の出から月の入りまでの滞空時間を求める際、日をまたぐ場合に24時間を足して算出する手法などが用いられます。
また、古代ギリシャのエラトステネスは、緯度差を利用して地球の大きさを計算しました。例えば、緯度差が4度で距離が450km離れた2地点の情報を用いると、地球1周の距離は40,500km(450÷4×360)と算出されます。円周率を3とした場合、地球の直径は約13,500kmとなります。なお、星は昼間も空に存在していますが、太陽光が強すぎるため通常は見えません。ただし、皆既日食の際や非常に明るい金星などは、昼間でも観測できる可能性があります。
地球は、太陽のまわりを1年かけてぐるっと1周しています。これを公転といいます。地球が少しななめにむいたまま公転しているおかげで、日本には春・夏・秋・冬という四季があります。
また、月も地球のまわりを約27日かけて公転しています。月が動くことで、形が変わって見えたり、月がのぼる時間が毎日少しずつおそくなったりします。
星も、地球が公転しているせいで、同じ時間に見ても季節によって見える場所が変わります。夜空の星を観察するときは、地球が宇宙を動いていることを思い出してみてくださいね。
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