まとめ
- 月の輝いて見える部分が、新月から満月、そして再び新月へと周期的に変化する現象。
- 太陽・月・地球の相対的な位置関係により、地球から見える天体の光っている部分の形が変化することに起因する。
- 月だけでなく、金星などの内惑星においても太陽との位置関係によって同様の満ち欠けが観測される。
解説
月の満ち欠けは、月が地球の周囲を公転しているために起こります。月自体は光を放たず、太陽の光を反射して輝いているため、太陽・月・地球の三者の位置関係によって、地球から見える輝面(光っている部分)の形が変化して見えます。
月の公転周期(約27.3日)に対し、満ち欠けの周期(朔望月)は約29.5日です。この約2.2日の差は、月が地球の周りを公転している間に、地球自体も太陽の周りを公転しているために生じます。この運動の結果、月が南中する時刻は毎日一定ではなく、前日と比較して約50分ずつ遅れていくという規則性があります。
また、金星などの惑星も太陽との位置関係によって満ち欠けが起こります。特に金星は地球との距離が大きく変化するため、満ち欠けとともに見かけの大きさも大きく変化するのが特徴です。これら天体の配置は、方角や見える時間帯にも直接影響を与えます。
月は毎日、形が変わって見えますね。これを「月の満ち欠け」といいます。月は自分では光っていませんが、太陽の光をはね返して光っています。月が地球のまわりを回っている(公転といいます)ので、太陽の光が当たっている場所の見え方が変わるのです。
月が細い「三日月」になったり、丸い「満月」になったりするのは、太陽と月と地球のならび方が変わるからです。形が変わるだけでなく、月が空にのぼってくる時間も、毎日およそ50分ずつおそくなっていきます。月と同じように、金星などのわく星も形が変わって見えることがあります。
月は地球のまわりを回る時間と、月自身が回る(自転)時間が同じです。そのため、地球からはいつも月の同じ面しか見ることができません。月のうらがわは、宇宙船で行かないと見ることができないふしぎな世界なのです。
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