星の年周運動

一般小学生

まとめ

  • 地球太陽の周りを公転することによって、星が1年かけて天球上をゆっくりと移動しているように見える「見かけの動き」のこと。
  • 同じ時刻に観測した場合、星は1日に約1度、1ヶ月に約30度の速さで東から西へ移動し、1年で元の位置に戻る。
  • この運動により、季節ごとに南中する星座黄道12星座など)が移り変わり、四季折々の星空が形成される。
理科地学天体公転年周運動

解説

星の年周運動は、地球が1年(約365日)かけて太陽の周りを360度公転しているために起こります。計算上、360度を365日で割ると1日あたり約1度、12ヶ月で割ると1ヶ月あたり約30度の移動となります。観測者が同じ時刻に空を見上げたとき、星は毎日少しずつ東から西へと位置を変えていき、1年経つと再び同じ場所に見えるようになります。

北の空では、地軸の延長線上にある北極星を中心に、星は反時計回り回転して見えます。一方、南の空では季節ごとに正面(南中)に見える星座が変化します。太陽の通り道にある「黄道12星座」は、地球が公転軌道上のどの位置にいるかによって、夜間に見える種類が決定されます。例えば、5月5日の20時に特定の場所にあった星は、1ヶ月後の同時刻には西へ30度移動した位置に見えることになります。

コラム

星の正確な位置を特定するには、年周運動だけでなく、地球の自転による「日周運動」も考慮する必要があります。日周運動は1時間に15度、東から西へ動く現象です。例えば、日付が数ヶ月進み、かつ観測時刻も数時間ずれるようなケースでは、これら2つの動きを組み合わせて計算します。

また、観測地点の緯度北極星の高度には「北極星の高度=その場所の緯度」という幾何学的な関係があります。この知識を用いることで、天体の位置関係から自分のいる場所を特定することも可能です。星の動きを理解することは、地球が宇宙の中でどのように動いているかを知る第一歩となります。

小学生のみなさんへ

地球は1年かけて太陽のまわりをぐるっと1まわりしています。これを「公転」といいます。地球が動いているので、地球から見える星の位置も、毎日少しずつずれていきます。これが「星の年周運動」です。

同じ時刻に星を観測かんそくすると、星は1日に約1度、1ヶ月で約30度ずつ、東から西へと動いて見えます。そのため、季節によって夜空に見える星座せいざが少しずつ変わっていくのです。

北の空では、北極星を中心にして星が反時計回りに動いています。また、南の空では、季節ごとに正面に見える星座せいざが入れかわります。これを「黄道12星座せいざ」と呼び、自分が生まれた月の星座せいざがいつ見えるかを探すのも楽しいですよ。

ルラスタコラム

「どうして夏と冬で見える星座がちがうの?」と思ったことはありませんか?それは、地球が太陽のまわりを回っているからです。夜に見えるのは、太陽とは反対側にある星たちです。地球が太陽の反対側まで移動すると、夜に見える星もガラリと入れかわるというわけですね。

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