一般小学生
まとめ
- 太陽・月・地球が一直線上に並び、月が太陽の一部または全部を覆い隠すことで、地球上から太陽が欠けて見える天文現象。
- 月が太陽と地球の間に入る「新月」の時に発生するが、黄道と白道の約5度の傾きにより、新月のたびに必ず起こるわけではない。
- 観測条件や天体間の距離により、皆既日食、金環日食、部分日食の3種類に分類される。
解説
日食は、太陽、月、地球の順に天体が一直線に並んだ際、月が太陽を遮ることで発生する。この現象は、月が太陽と同じ方向(離角0度)に位置する「新月」のタイミングで発生する。しかし、地球の公転面である黄道に対し、月の公転面である白道が約5度傾いているため、新月のたびに月が太陽を正確に隠すわけではなく、両方の軌道面が交差する付近で新月を迎えた場合にのみ日食となる。
観測上の特徴として、月は自身の公転運動によって星々の間を西から東へと移動するため、日食の際、太陽は西側(右側)から欠け始め、東側(左側)へと抜けていくように見える。また、月の自転周期と公転周期が一致する同期回転により、地球からは常に同じ面しか見えないが、日食という現象を通じて月の影が地球に投影される様子を間接的に捉えることができる。
小学生のみなさんへ
太陽、月、地球が一直線にならんで、月が太陽をかくしてしまう現象です。月が太陽と地球のあいだに入るときにおこります。太陽が少しだけかける「部分日食」、全部かくれてしまう「皆既日食」、太陽がリングのように見える「金環日食」の3つの種類があります。
日食は、月が太陽と同じ方向にある「新月」のときにおこります。でも、月の通り道が地球の通り道に対して少しだけななめになっているので、新月のたびに毎回おこるわけではありません。めずらしいチャンスなので、観察するときは目をいためないように専用のメガネを使いましょう。
ルラスタコラム
日食のとき、太陽が全部かくれても、太陽のまわりに白く光る「コロナ」が見えることがあります。これは太陽のまわりにある熱いガスの層で、ふだんは太陽がまぶしすぎて見えませんが、皆既日食のときだけ特別に見ることができるのです。
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