一般小学生
まとめ
- 太陽が観測地点の子午線を通過し、真南に位置する瞬間のことです。
- このとき太陽の高度はその日の最大値(南中高度)となり、地上の物体の影は最も短くなります。
- 北半球の中緯度地域(日本など)では、南中時の影は真北を指します。
解説
太陽は地球の自転による日周運動によって、東から昇り、南の空を通って西へ沈みます。この軌道上で太陽がちょうど真南にくることを「南中」と呼び、その時刻を「南中時」といいます。日本では太陽が常に南側の空を通過するため、南中時には影が太陽と反対側の真北を向くことになります。
南中時の太陽の高さである「南中高度」は、観測地の緯度や季節によって変化します。夏至の時期は太陽が最も高く昇るため影は最短となり、逆に冬至の時期は太陽が低いため影は長くなります。この影の先端が描く軌跡を「日影曲線」と呼び、季節ごとの太陽の動きを視覚的に捉えることができます。
小学生のみなさんへ
太陽がちょうど真南にくるしゅんかんのことを「南中時」といいます。太陽が1日の中で一番高いところまで上がるので、地面に立てたぼうの影が、一番短くなるのがとくちょうです。
影の向きにも注目してみましょう。日本では、太陽が真南にきたとき、影は反対の「真北」を向きます。この影の動きを利用したのが「日時計」という道具です。
太陽の高さや影の長さは、季節によっても変わります。夏は太陽が高く上がるので影はとても短くなり、冬は太陽が低いため影は長くなります。場所によっても影の動きはちがうので、いろいろな場所で観察するとおもしろいですよ。
ルラスタコラム
南半球にあるオーストラリアのシドニーでは、日本とはぎゃくに、太陽は「北の空」を通ります。そのため、太陽が一番高くなるしゅんかん、影は「南」を向くのです。住んでいる場所によって太陽の見え方がちがうのは不思議ですね。
記事の内容に誤りがありますか?
⚠️ 修正を提案する