まとめ
- 太陽が北回帰線(北緯23.4度)の真上を通過し、北半球において1年で最も昼の時間が長く、夜が短くなる日。
- 北半球の各地で太陽の南中高度が1年で最も高くなり、正午における物体の影の長さが1年で最も短くなる。
- 例年6月21日頃に訪れ、地球が地軸を約23.4度傾けた状態で公転していることによって生じる天体現象。
解説
地球は公転面に対して地軸を約23.4度傾けた状態で太陽の周りを公転している。夏至の時期、北半球は太陽に対して最も身を乗り出したような位置関係になり、北緯23.4度の北回帰線上で太陽が正午に天頂(真上)を通過する。これにより、北半球の各地では太陽の南中高度が最大となり、日照時間が最大化される。
観測地点の緯度によって現象は異なり、北緯66.6度以北の北極圏では太陽が一日中沈まない「白夜」となる。一方で、南半球では太陽の南中高度が最も低くなり、昼が最も短く夜が最も長い「冬至」を迎える。また、夏至の日の南中高度は「90 -(その場所の緯度)+ 23.4」という計算式で求めることができ、この数値は各地の気候や日影曲線の形状に大きく影響する。
夏至(げし)の日は、1年の中で昼の時間が一番長く、夜の時間が一番短くなる日のことです。毎年6月21日ごろにやってきます。この日は、太陽が空の最も高いところまで上がるため、お昼ごろに地面にできる影の長さが1年で一番短くなります。
なぜこのようなことが起きるかというと、地球が少しななめにむいたまま、太陽のまわりを回っているからです。夏至のとき、日本がある北半球は太陽の方に一番大きくかたむいているため、太陽の光をたっぷり受けることになります。
おもしろいことに、日本の中でも北の方へ行くほど昼の時間は長くなります。北海道は九州よりも昼の時間が長く、もっと北の北極に近い場所では、一日中太陽が沈まない「白夜」という現象が見られます。
夏至の日は昼が一番長いのに、どうして一番暑い日ではないのでしょうか?それは、太陽の熱で地面や海が温まるまでに時間がかかるからです。お風呂のお湯がすぐには熱くならないのと同じで、地球が十分に温まって本当に暑くなるのは、夏至から1、2ヶ月あとの8月ごろになります。
記事の内容に誤りがありますか?
⚠️ 修正を提案する