まとめ
- 月が地球の重力に引き寄せられ、その周囲を約27.3日かけて1周する天体運動のこと。
- この運動によって地球から見た際の太陽光の反射角度が変化し、月の満ち欠け(位相の変化)という視覚的変化をもたらす。
- 太陽・地球・月が一直線上に並ぶことで発生する日食や月食の根本的な原因となる運動である。
解説
月は地球の周囲を、北極側から見て反時計回りの方向に公転している。1周に要する時間は約27.3日であり、これを恒星月と呼ぶ。月は自ら光を放たず太陽光を反射することで輝いて見えるため、公転によって太陽・地球・月の相対的な位置関係が変化すると、地球から観察できる輝断面の割合が変化する。これが「満ち欠け」の原理である。
また、月の公転軌道面(白道面)は地球の公転軌道面(黄道面)に対して約5度傾いている。この公転面のズレがあるため、新月や満月のたびに必ずしも日食や月食が起こるわけではない。特定のタイミングでこれらが交差する位置に月が来たとき、月が太陽を隠す「日食」や、地球の影に月が入る「月食」が観測される。日食は新月時に、月食は満月時に発生するのが特徴である。
月が地球のまわりをぐるっと1周することを「公転」といいます。月は約27.3日かけて地球のまわりを回っています。月が動くことで、地球から見える月の形が変わる「満ち欠け」がおこります。
月は自分で光っているのではなく、太陽の光をはね返して光っています。月が地球のまわりを回ることで、太陽の光が当たっている場所の見え方が変わるため、三日月や満月のように形が変わって見えるのです。
ときどき、太陽と地球と月が一直線にならぶことがあります。このとき、太陽が月にかくれる「日食」や、月が地球のかげに入る「月食」というめずらしい現象がおこることもあります。
月は地球のまわりを回るスピードと、自分自身が回る(自転)スピードがまったく同じです。だから、地球からはいつも月の「表がわ」しか見ることができません。月の「うらがわ」は、宇宙船に乗って月のむこう側まで行かないと見ることができない、なぞにつつまれた場所なのです。
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