まとめ
【定義】
月が太陽と同じ方向に位置し、地球に対して光の当たっていない面を向けているため、地上から姿が見えない状態。天文学的には「朔(さく)」と呼ばれる。
学習の要点
- 重要語句:月齢、朔望月、衛星、彗星、小惑星
- 用語の意義:月の満ち欠けの起点であり、太陽・月・地球の相対的な位置関係を理解するための基礎となる概念。
解説
月は地球の周囲を公転する衛星であり、太陽との位置関係によって地球から見える形状が変化する。新月は、太陽・月・地球の順にほぼ一直線に並ぶ際、月の夜の側が地球を向くことで起こる現象である。
新月から次の新月までの満ち欠けの周期は約29.5日であり、これを「朔望月(さくぼうげつ)」と呼ぶ。このサイクルを数値化したものが「月齢」であり、新月の瞬間を月齢0と定義する。月は右側から満ち始め、月齢7〜8付近で上弦の月となり、月齢14〜15付近で満月(望)を迎えた後、左側から欠けていく。
太陽系には月の他にも多様な天体が存在する。惑星の周囲を回るタイタンのような衛星、火星と木星の間に多く分布するイトカワのような小惑星、そして太陽に近づくとガスやちりの尾を形成する彗星などが含まれる。新月の理解は、これら天体の運行や太陽系全体の構造を学ぶ上での出発点となる。
補足
新月の際、太陽・月・地球が黄道と白道の交点で完全に一直線に並ぶと、太陽が月に隠される「日食」が発生する。また、新月と満月の時期は太陽と月の起潮力が重なるため、潮位の干満差が最も大きい「大潮」となる。
参照: 学習指導要領準拠資料
小学生のみなさんへ
新月(しんげつ)とは、月が太陽と同じ方向にあるために、地球から見えなくなっている状態のことです。月は自分では光っておらず、太陽の光を反射して光っています。新月のときは、光が当たっている面がちょうど反対側を向いているため、地球からは真っ暗に見えます。
月の満ち欠けは、新月から次の新月まで約29.5日のリズムでくり返されます。新月の日を「月齢(げつれい)0」といい、そこから何日たったかを表します。たとえば、新月から7〜8日たつと、右半分が光る「上弦(じょうげん)の月」になります。
宇宙には、月のほかにもいろいろな天体があります。惑星のまわりを回る「衛星(えいせい)」、火星と木星の間にたくさんある「小惑星(しょうわくせい)」、そして長い尾を引く「彗星(すいせい)」などです。月が見えない新神の日でも、宇宙ではこれらの天体が決まったルールで動き続けています。
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