学習目安 | 小: A | 中: S | 高: B

反時計まわり

一般小学生

まとめ

時計まわり
北の空の恒星北極星を中心として、時計の針の動きとは反対方向に回転する向きのこと

解説

天体が1日に1回、地球の周囲を回るように見える動きを「日周運動」といいます。これは地球が西から東へ自転しているために起こる見かけの運動です。北の空においては、地球の自転軸(地軸)の延長線上に「北極星」が位置しているため、北極星はほぼ静止しているように見え、他の星々は北極星を中心とした円を描くように移動します。

観測者が北を向いたとき、地球の自転によって自分自身が左(西)から右(東)へ回転しているため、相対的に星は右から左、つまり「反時計まわり」に動いて見えます。星は24時間で360度回転するため、1時間あたりでは15度移動します。

観測する方位 星の動き(回転方向) 中心となる点
北の空 反時計まわり 北極星
南の空 東から出て西へ沈む(時計まわり) 天の赤道付近
コラム

観測地の緯度と北極星の高度には「観測地の緯度 = 北極星の高度」という直接的な関係があります。例えば、北緯36度東京では、北極星の高度は36度となります。このため、星が北極星の真上や真下を通過する際の高度は、北極星の高度を基準にして、その星の回転半径(北極星からの角距離)を加減することで計算可能です。

北極星を特定する際は、北斗七星のひしゃく部分の先端にある2つの星を結んだ距離、またはカシオペヤ座の両端の星を延長して交わった点から中央の星までの距離を、それぞれ5倍に延長する手法が一般に用いられます。

小学生のみなさんへ

夜の空をずっと見ていると、星は少しずつ動いていることがわかります。これは、地球がコマのように自転じてん(回転)しているからです。北の空を見ると、ほとんど動かない「北極星ほっきょくせい」という星があり、ほかの星はそのまわりを円をえがくように動いています。

この動く向きが、時計の針が進む向きとは反対なので「反時計まわり」とよびます。星は1時間に15度ずつ動くので、時間がたつと星の位置が大きく変わっているのがわかります。北の空の星の動きを観察するときは、この向きをしっかりおぼえておきましょう。

ルラスタコラム

北極星は、地球の回転の軸(地軸)の真上にあるので、地球が回っても場所がほとんど変わりません。昔の旅人は、この動かない北極星を目印にして、自分が進む方向をたしかめていたんですよ。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 北の空の星は、何という星を中心に回転して見えますか。
北極星
【応用】 北の空の星が「反時計まわり」に動いて見えるのは、地球がどのような運動をしているからですか。
地球が西から東へ自転しているため
【実践】 北緯35度の地点で北極星を観測したとき、北極星の高度(地平線からの角度)は何度になりますか。
35度(観測地の緯度と北極星の高度は一致するため)

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