まとめ
- 新月から満月へと向かう周期(約29.5日)の途中に現れる、地球から見て右半分が輝いて見える半月のこと。
- 月齢は約7.4日前後に相当し、天文学的には太陽と月の黄経の差が90度になる瞬間を指す。
- 昼間に東の空から昇り、日没時に南中し、深夜に西の地平線へと沈む天体運動の特性を持つ。
解説
月の満ち欠けは、月が地球の周囲を公転することによって、太陽・地球・月の相対的な位置関係が変化するために起こります。新月から次の新月までの一周期(朔望月)は約29.5日であり、この経過日数を示す指標を「月齢」と呼びます。月齢0の新月から始まり、約1週間が経過した頃に、太陽との離角が東側に90度となった状態が上弦の月です。
上弦の月は、観測上の動きにも明確な特徴があります。太陽が西の空に沈む日没時、上弦の月はちょうど南の空の高い位置(南中)にあります。その後、時間の経過とともに西へ移動し、深夜0時頃に地平線へと沈みます。このとき、月の直線部分(弦)が上を向いた状態で沈んでいくことから「上弦」という名称が定着しました。
また、月は自転周期と公転周期が一致している「同期回転」を行っているため、地球には常に同じ面を向けています。太陽系には地球の衛星である月のほか、火星と木星の間に分布する小惑星や、長い尾を引く彗星など多様な天体が存在しますが、月の満ち欠けの理解は、これら天体の公転や位置関係を把握するための基礎となります。
上弦の月とは、新月から満月になっていく途中で見られる、右半分が光っている半月のことです。新月から数えてだいたい7日から8日目くらいに見ることができます。
この月にはおもしろい特徴があります。太陽が沈む夕方のころに、ちょうど南の空の高いところに見えるのです。そして、夜中の12時ごろになると西の空へ沈んでいきます。
月は地球のまわりを回っている衛星という星です。太陽と月、そして地球の位置関係が変わることで、地球から見える月の形が変わるという現象が起こります。上弦の月は、その変化のサイクルの大切な目印になります。
なぜ「上弦(じょうげん)」と呼ぶのでしょうか?それは、月が西の空に沈むとき、まっすぐな部分が上を向いて、まるで弓の弦のように見えるからだと言われています。昔の人は、月の形を道具にたとえて名前をつけたのですね。
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