一般小学生
まとめ
- 月と太陽の離角が約90度となり、地球から見て月の半分が輝いて見える「半月」の状態を指します。
- 新月から満月に向かう時期に見えるものを「上弦」、満月から新月に向かう時期に見えるものを「下弦」と呼びます。
- 月と太陽の引力が互いに打ち消し合う配置となるため、潮の満ち引きの差が最小となる「小潮(こしお)」が発生します。
解説
潮汐現象は、月と太陽の引力によって海面が昇降する現象です。月・地球・太陽が一直線上に並ぶ新月や満月のときには、月と太陽の引力が重なり合うため、潮の満ち引きの差が最大となる「大潮」が起こります。
これに対し、上弦・下弦の時期には、地球から見て月と太陽が直角の方向に位置します。この配置では月と太陽の引力が互いに打ち消し合う形となるため、満潮と干潮の差が最も小さい「小潮」の状態になります。また、月食は月が地球の影に入ることで起こる現象です。地球の影は月の直径の約3倍の大きさがあり、月が影の中心部を通過する際には、太陽光のうち波長の長い赤色光だけが届くため、月が赤黒く見える皆既月食が観測されます。
小学生のみなさんへ
月が半分だけ光って見える「半月」のことを、理科では「上弦」や「下弦」と呼びます。新月から満月になっていく途中の半月が「上弦の月」、満月から新月にもどっていく途中の半月が「下弦の月」です。
この時期には、海の水がふくらんだり、ひっこんだりする「潮汐」という現象に大きな変化がおきます。月と太陽が地球を引っぱる力がバラバラの方向になるため、潮の満ち引きの差が一番小さくなる「小潮」という状態になります。
また、月が地球の影にかくれる「月食」という現象についてもいっしょに学びましょう。月が地球の影に完全に入ると、月が真っ暗になるのではなく、暗い赤色に見えることがあります。これは太陽の光が地球の空気で曲げられて、赤い光だけが月に届くからです。
ルラスタコラム
上弦と下弦の見分け方を知っていますか?夕方の空に見えるのが上弦の月、夜中から明け方に見えるのが下弦の月です。形だけでなく、見える時間帯でも見分けることができるんですよ。
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