学習目安 | 小: S | 中: S | 高: A

月の満ち欠け

一般小学生

まとめ

解説

月は自ら光を放つ恒星ではなく、太陽の光反射して輝く「衛星」である。地球の周りを公転しているため、地球から見た際に太陽光が当たっている面がどの程度見えるかによって、その形状が変化して観測される。この変化の過程を「月の満ち欠け」と呼ぶ。新月(朔)は月が太陽と地球の間に位置し、地球から見て影の側を向いている状態であり、ここから月齢がカウントされる。

月齢が進むにつれて、月は右側から満ちていき、約7〜8日目で右半分が輝く「上弦の月」、約15日で「満月(望)」となる。その後は右側から欠け始め、約22〜23日目で左半分が輝く「下弦の月」を経て、再び新月に戻る。このサイクルに伴い、月が空に見える時間帯や方角も変化するため、天体観測においては月齢と位置関係の把握が不可欠である。

コラム

月の公転周期(恒星月:約27.3日)と満ち欠けの周期(朔望月:約29.5日)には約2.2日の差が生じる。これは、月が地球の周りを一周する間に、地球自体も太陽の周りを公転(年周運動)しているため、月が再び太陽と同じ方向(新月の位置)に戻るまでに追加の時間を要するためである。また、太陽系には月のほかにも、火星木星の間に分布する小惑星や、ガスちりの尾を引く彗星など、多様な天体が存在している。

小学生のみなさんへ

月は地球のまわりをぐるぐると回っています。これを「公転こうてん」といいます。月は自分では光っていませんが、太陽の光をはね返すことで鏡のように光って見えます。

月が地球のまわりを回ると、太陽と月と地球のならび方が変わります。すると、地球から見える「光っている部分」の形が変わります。これが「月の満ち欠け」です。

形には名前がついています。光が見えない「新月(しんげつ)」から始まり、右側が光る「三日月(みかづき)」、右半分が光る「上弦じょうげんの月」、まん丸の「満月(まんげつ)」、左半分が光る「下弦かげんの月」と順番に変わっていきます。新月から次の新月までは、およそ29.5日かかります。

ルラスタコラム

月はいつも同じ面を地球に向けています。だから、地球からは「月の裏側」を直接見ることはできません。月の満ち欠けで形が変わっても、見えている「模様」はいつも同じなんですよ。

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