学習目安 | 小: A | 中: S | 高: A

春秋分

一般小学生

まとめ

秋分
太陽が天の赤道上を通過し、真東から昇って真西に沈むことで、昼と夜の長さがほぼ等しくなる日の総称

解説

地球自転軸地軸)を公転面に対して約23.4度傾けた状態で公転している。この傾きにより、季節によって太陽の南中高度や昼夜の長さが変化するが、公転軌道上の特定の2地点(春分点秋分点)においては、太陽光が赤道に対して垂直に照射される。これが春秋分である。

天文学的には、太陽が黄道と天の赤道の交点を通過する瞬間を指す。厳密には、大気による光の屈折(浮き上がり現象)や太陽の視直径があるため、実際の昼の長さは夜よりも数分長くなるが、学習上は「昼夜の長さが等しい」と扱うのが一般的である。

項目 春分(しゅんぶん) 秋分(しゅうぶん)
時期 3月21日ごろ 9月23日ごろ
太陽の位置 春分点(南から北へ通過) 秋分点(北から南へ通過)
その後の傾向 昼が次第に長くなる 夜が次第に長くなる
コラム

観測地点の経度によって、太陽が真南に来る「南中時刻」は異なる。地球は360度を24時間(1440分)で自転するため、経度1度あたりの時間差は4分となる。

日本の標準時子午線である東経135度兵庫県明石市)を基準とした場合、東経142度の地点(北海道釧路付近)では、(142-135)×4=28分早く南中する。逆に、東経131度の地点(山口県下関付近)では、(135-131)×4=16分遅く南中することになる。このように、同じ日本国内でも地域によって太陽の動きには時差が生じる点に注意が必要である。

小学生のみなさんへ

春分(しゅんぶん)と秋分(しゅうぶん)を合わせて「春秋分」と呼びます。この日は、太陽が真東から昇って、真西に沈む特別な日です。1日のうち、お日様が出ている昼の時間と、暗い夜の時間がちょうど半分ずつ、同じ長さになります。

地球は少しだけななめにかたむきながら、太陽のまわりを回っています。でも、この2日間だけは、太陽の光が地球の赤道せきどうの真上から当たります。そのため、北半球に住んでいる私たちも、南半球に住んでいる人も、同じように昼と夜の長さが同じになるのです。

春分の日をすぎると少しずつ昼が長くなって夏に向かい、秋分の日をすぎると少しずつ夜が長くなって冬に向かっていきます。季節の変わり目を感じる大切な目印ですね。

ルラスタコラム

日本では、春分の日と秋分の日の前後を「お彼岸(ひがん)」と呼びます。ぼたもちやおはぎを食べて、ご先祖様を大切にする習慣があるんですよ。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 春秋分の日に、太陽が昇る方位と沈む方位はそれぞれどの方位か
太陽が真東から昇り、真西に沈む。また、昼と夜の長さがほぼ等しく(約12時間ずつ)なる
【応用】 春秋分の日に、昼と夜の長さがほぼ等しくなるのはなぜか。地球の姿勢と太陽光の関係から説明せよ
地球の自転軸(地軸)が公転面に対して約23.4度傾いたまま公転しており、春秋分の日には太陽の光が赤道に対して垂直に当たるため
【実践】 日本の標準時子午線(東経135度)から経度がずれた地点での南中時刻を求める際、経度1度につき何分の差が生じるか。また、東経142度の地点は基準より早いか遅いか答えよ
経度が1度変わるごとに南中時刻は4分変化する。例えば、東経135度を基準とすると、東経142度の地点では28分早く、東経131度の地点では16分遅く太陽が南中する

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