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標準時子午線

一般小学生

まとめ

解説

標準時子午線は、広範囲にわたる地域で共通の時刻(標準時)を使用するために設定される基準線です。地球は1日に1回自転しているため、場所によって太陽南中する時刻が異なります。しかし、地域ごとに異なる時刻を使うと交通や通信に支障が出るため、特定の経線を基準としてその地域の時刻を統一しています。

日本の標準時子午線である東経135度は、日本の領土のほぼ中央付近を通り、かつ15で割り切れる数値であることから選ばれました。この経線は兵庫県明石市を通ることで有名ですが、実際には京都府、和歌山県、徳島県なども通過しています。アメリカロシアのように東西に非常に長い国では、国内に複数の標準時子午線を設けて複数の時間帯(タイムゾーン)を運用していますが、日本では全国一律の時刻が採用されています。

コラム

時差の計算においては、基準となる本初子午線(経度0度)からの距離が重要です。日本(東経135度)とイギリス(経度0度)の時差は、135÷15=9時間となります。日本はイギリスよりも東に位置するため、時刻が9時間進んでいます。例えば、日本が3日の午前5時のとき、イギリスは前日2日の午後8時(20時)となります。

また、現在の世界的な時刻基準は「協定世界時(UTC)」と呼ばれます。かつてはイギリスのグリニッジ平均時(GMT)が基準でしたが、現在は原子時計に基づいたより精度の高いUTCが運用されており、日本標準時(JST)はUTCに9時間を加えた時刻(UTC+9)として管理されています。

小学生のみなさんへ

「いま何時?」と時計を見たとき、日本中どこにいても同じ時間ですよね。これは、日本で使う時間の基準となる場所が決まっているからです。その基準になる線のことを「標準時子午線ひょうじゅんじしごせん」といいます。

日本の標準時子午線ひょうじゅんじしごせんは、兵庫県明石市を通る「東経とうけい135度」の線です。地球は1日で1回転(自転)しているので、場所によって太陽がのぼる時間がちがいます。もしみんながバラバラの時間を使っていたら、テレビ番組の始まる時間や電車の時間がわからなくなって困ってしまいます。だから、この線を中心にして日本全体の時間を決めているのです。

世界には、イギリスを通る「本初子午線ほんしょしごせん」という世界の時間の中心になる線もあります。日本とイギリスでは9時間の時差じさがあり、日本の方が9時間早く進んでいます。世界旅行をするときや、海外のニュースを見るときは、この時間のちがいを考えることが大切です。

ルラスタコラム

日本の基準線が通る兵庫県明石市には「明石市立天文科学館」があり、そこには大きな時計塔が立っています。実はこの建物、ちょうど東経135度の真上に建てられているんですよ!まさに「時のまち」ですね。

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