まとめ
- 黄道上に位置する黄道12星座の一つであり、秋の夜に南中する代表的な星座。
- 地球の公転に伴う「星の年周運動」により、1日に約1度、1ヶ月に約30度ずつ東から西へ移動して見える。
- 春には地球から見て太陽と同じ方向に位置するため、地上から観測することはできない。
解説
地球が太陽の周りを1年かけて1周(公転)しているため、地球から見た太陽や星の見かけ上の位置は毎日わずかに変化します。これを星の年周運動と呼びます。具体的には、同じ時刻に観測を続けた場合、星は1日に約1度、1ヶ月に約30度ずつ東から西へ移動し、1年かけて元の位置に戻ります。
うお座は太陽の通り道である「黄道」付近に配置された黄道12星座の一つです。秋の夜に南の空で最も高い位置(南中)に来ますが、季節が進むにつれて西へ沈む時間が早まります。春になると、地球から見てうお座の方向に太陽が位置するようになるため、夜空で観測することは不可能になります。
星の位置特定においては、日付による移動(1ヶ月で30度)と、時刻による移動(1時間で15度)を組み合わせて計算します。例えば、5月5日20時にある位置にあった星は、1ヶ月後の同時刻には30度西へ移動します。さらに数ヶ月後の異なる時刻の位置を求める際は、この日付による移動分と、日周運動による時刻のズレを合算して導き出します。
うお座は、秋の夜に南の空で見ることができる星座です。2ひきの魚がリボンでつながれた姿をしています。
地球は太陽のまわりを1年かけて1まわり(公転)しています。そのため、同じ時間に星を観察しても、見える場所が毎日少しずつ変わっていきます。これを星の「年周運動」と呼びます。
星は1か月に約30度ずつ、東から西へと動いて見えます。うお座は秋には夜空でよく見えますが、春になると太陽と同じ方向に来てしまうため、太陽の光にかき消されて見ることができなくなります。
うお座の方向には、現在「春分点(しゅんぶんてん)」という、天文学でとても大切なポイントがあります。昔はとなりの「おひつじ座」にありましたが、地球がコマのように首を振る運動によって、少しずつうお座の方へ移動してきたのです。
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