まとめ
- 太陽が真東から昇り、真西に沈むため、昼と夜の長さがほぼ12時間ずつで等しくなる日。
- 太陽が天の赤道上を通過し、地球の赤道直上を垂直に照らすタイミングを指す。
- 同じ経度の地点であれば、日の出と日の入りの時刻がほぼ同時刻になる。
解説
春分・秋分は、地球の公転軌道において太陽が「春分点」または「秋分点」を通過する瞬間のことです。このとき、太陽は天の赤道(地球の赤道を空に延長したもの)の真上に位置します。そのため、太陽光は赤道に対して垂直に降り注ぎ、北極から南極まで地球全体を均等に照らすことになります。この結果、理論上は世界中のどこでも昼と夜の長さが12時間ずつで等しくなります。
天球上の動きで見ると、太陽は真東から昇って真西へと沈む軌道を描きます。観測地点の緯度に関わらず、この日の太陽の南中高度(真南に来たときの高さ)は「90度 - 観測地点の緯度」というシンプルな式で計算できます。例えば、北緯35度の地点であれば、90 - 35 = 55度がその日の太陽の高さになります。また、南中時刻は「(日の出時刻 + 日の入り時刻)÷ 2」で求めることができ、経度が15度異なると1時間の時差が生じる仕組みも、これらの日の観測から理解しやすくなります。
春分(しゅんぶん)と秋分(しゅうぶん)は、太陽が真東から出て、真西にしずむ日のことです。この日は、お昼の時間と夜の時間がちょうど半分ずつ、約12時間ずつになります。
なぜこのようなことが起きるのでしょうか。それは、地球が少しだけかたむいた状態で太陽のまわりを回っているからです。春分と秋分の日は、太陽の光が地球の赤道の真上に当たるため、北半球も南半球も同じように照らされます。
この日をさかいに、春分のあとはお昼の時間がだんだん長くなり、秋分のあとは夜の時間がだんだん長くなっていきます。季節の変わり目を感じる大切な日ですね。
春分の日と秋分の日は、日本では「お彼岸(おひがん)」の中日でもあります。ご先祖さまをうやまう日として、お墓参りをしたり、ぼたもちやおはぎを食べたりする習慣があります。太陽の動きと、日本の伝統的な行事は深くつながっているのですね。
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