まとめ
- 日本の時刻の基準である「日本標準時子午線」として採用されている経度。
- 兵庫県明石市などを通過し、本初子午線(経度0度)から東に135度の位置にある。
- 地球の自転に基づき、協定世界時(UTC)よりも9時間進んだ日本標準時を定義する。
解説
地球は24時間で360度自転するため、経度が15度変化するごとに1時間の時差が生じます。日本の標準時である東経135度は、イギリスの旧グリニッジ天文台を通る本初子午線を起点として、135を15で割った「9時間」分、世界標準より早い時刻として1888年から運用されています。
天文学的な視点では、経度の違いは太陽の南中時刻に直接影響を与えます。例えば、東経約140度の東京と、東経約130度の長崎では、同じ日本国内であっても太陽が真南に来る時刻には約40分の差が生じます。学習においては、こうした地点ごとの南中時刻の計算や、地球の公転運動がもたらす四季の変化と関連付けて理解することが重要です。
また、太陽高度の変化と気温の推移には密接な因果関係があります。太陽高度が最も高くなると地熱(地温)が上昇し、その熱が空気に伝わることで気温が変化します。このエネルギー伝達には時間差があるため、太陽が南中する時刻と、気温が最高に達する時刻の間には数時間のタイムラグが発生します。グラフの読み取り問題では、太陽高度・地温・気温のピークがこの順にずれる理由を記述させる設問が頻出です。
東経135度は、日本の時間の基準になる大切な線です。兵庫県の明石市などを通っています。日本では、この線の上に太陽が来たときを「お昼の12時」の目安にしています。
日本の中ではどこでも同じ時間を使っていますが、実は太陽が一番高いところに来る南中時刻は、場所によって少しずつちがいます。東にある東京の方が、西にある長崎よりも早く太陽が昇り、お昼の時間も早くやってきます。
また、太陽の高さが変わると地面の温度が変わり、そのあとに空気の温度(気温)が変わります。太陽が一番高くなってから、気温が一番高くなるまでには少し時間がかかるのも、理科の大切なポイントです。
兵庫県明石市には「明石市立天文科学館」という建物があり、その真上を東経135度が通っています。建物の塔には大きな時計があって、日本の時間を守るシンボルになっているんですよ。
記事の内容に誤りがありますか?
⚠️ 修正を提案する