春分(秋分)の日

一般小学生

まとめ

  • 太陽が真東から昇り、真西に沈む日のこと。
  • 天文学的には、太陽の中心が天の赤道を通過する瞬間のことを指す。
  • 昼と夜の長さがほぼ等しくなり、太陽の南中高度は「90度-その場所の緯度」で計算される。
理科地学天体太陽

解説

地球は、公転面に対して地軸を約23.4度傾けた状態で太陽の周りを回っています。この傾きにより、季節によって太陽の南中高度や昼夜の長さが変化しますが、春分秋分の日は太陽が赤道の真上に位置するタイミングにあたります。

この日、太陽光は北極から南極まで地球を均等に照らすため、世界中どこでも太陽は真東から昇り、真西に沈みます。理論上は昼と夜の長さが12時間ずつで等しくなるとされていますが、実際には大気による光の屈折の影響で、太陽が地平線の下にあっても光が届くため、昼の方が数分程度長くなります。

また、この日の太陽の南中高度は「90度-その場所の緯度」という式で求めることができます。例えば、北緯36度の地点であれば、90-36=54度となります。

コラム

観測する場所によって、太陽の動きは大きく異なります。北極点では太陽が地平線上をなぞるように一周し、赤道上では太陽が天頂(真上)を通過します。また、南緯36度の地点では、北緯36度と同じく南中高度は54度になりますが、太陽は北の空を通ることになります。

かつては地球の周りを太陽が回っているという「天動説」が信じられていましたが、コペルニクスが提唱した「地動説」によって、これらの現象は地球自体の自転公転によるものであることが証明されました。

小学生のみなさんへ

春分(しゅんぶん)の日と秋分(しゅうぶん)の日は、太陽がま東からのぼって、ま西にしずむ日のことです。この日は、昼の時間と夜の時間がだいたい同じ長さになります。

地球は、少しななめにむいたまま太陽のまわりを回っています。でも、この二つの日だけは、太陽が赤道せきどうの真上にくるため、地球のどこにいても太陽が真東から出てくるのです。

太陽が一番高く上がる「南中高度(なんちゅうこうど)」は、計算で出すことができます。たとえば、北緯36度の場所では、「90-36=54」となり、54度の高さまで太陽が上がります。

ルラスタコラム

昔の人は、太陽が地球のまわりを回っていると考えていました。しかし、コペルニクスという学者が「地球のほうが太陽のまわりを回っているんだ!」という「地動説ちどうせつ」をとなえました。私たちが春分や秋分を感じられるのは、地球が宇宙を元気に動いている証拠(しょうこ)なのですね。

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