オリオン座

オリオン座

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

解説

オリオン座を構成する星々の中で、特に注目すべきはベテルギウスとリゲルの色の対比です。ベテルギウスは表面温度が低い赤色超巨星であり、リゲルは表面温度が高い青白色の超巨星です。ベテルギウスは、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンと共に「冬の大三角」を形成し、冬の天体観測における重要な指標となります。

星の動きは地球自転による「日周運動」であり、すべての星は天の北極を中心として1日に1回転します。オリオン座の三つ星の右端にあるミンタカは、ほぼ天の赤道上に位置しているため、真東から昇り、真西へと沈む軌道を描きます。このため、ミンタカが空に出ている時間はちょうど12時間となります。

コラム

観測地点の緯度をθとすると、天の赤道上にある星(ミンタカなど)の南中高度は「90°-θ」という式で算出できます。例えば、北緯36度の地点では、南中高度は54°となります。また、星の通り道地平線が作る角度も「90°-θ」で表されます。

三つ星の見え方は方位によって変化し、東の空では縦に並んで昇り、南中時には斜めに、西の空では横並びになって沈んでいきます。このように、オリオン座の動きを観察することで、天球モデルにおける幾何学的な星の動きを深く理解することができます。

小学生のみなさんへ

オリオン座は、冬の夜空で一番見つけやすい有名な星座せいざです。真ん中に3つの星が横に並んでいる「三つ星」が目印で、全体では砂時計のような形をしています。

オリオン座には、色のちがう明るい星があります。左上にある赤い星はベテルギウス、右下にある青白い星はリゲルといいます。星の色がちがうのは、星の表面の温度がちがうからです。青白い星のほうが、赤い星よりもずっと温度が高いんですよ。

また、オリオン座は太陽と同じように、東からのぼって南の空を通り、西へとしずんでいきます。これは地球が自分自身で回っている(自転)ために起こる動きで、これを「日周運動」と呼びます。冬の寒い夜、空を見上げてオリオン座がどこにいるか探してみてくださいね。

ルラスタコラム

オリオン座の三つ星のすぐ下には、ぼんやりと光る「オリオン大星雲」というガスが集まった場所があります。ここでは新しい星が次々と生まれているんですよ。天体望遠鏡がなくても、暗い場所ならうっすらと見えることがあります。

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