こと座

こと座

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

解説

こと座は、夏の夜空を見上げた際、天頂付近で非常に明るく輝く青白い星「ベガ」を目印に特定することができます。ベガのすぐそばには4つの星が小さな平行四辺形を形作っており、これが竪琴の弦の部分に相当します。ベガは日本の七夕伝説における「おりひめ星織女星)」としても広く知られており、夏の観測において最も重要な指標の一つです。

天文学的な視点では、昼間に星が視認できない理由を理解することが重要です。星は昼間も常に空に存在していますが、太陽の強力な光が地球の大気散乱されることにより、空全体が星の光よりも遥かに明るくなるため、相対的に見えなくなります。ただし、月が太陽を完全に覆い隠す皆既日食の際や、マイナス4等級以上の明るさを持つ金星などは、日中でも例外的に観測できる場合があります。

コラム

こと座の周辺には、望遠鏡を用いることで「環状星雲(M57)」と呼ばれるドーナツ状の天体を観測することができます。これは、寿命を迎えた恒星が放出したガスが輝いている惑星状星雲です。また、こと座のベガは、約1万2000年後には地球の自転軸の歳差運動によって北極星の座に就くと予測されており、長い時間スケールで見ると夜空の配置は変化し続けています。

小学生のみなさんへ

こと座は、夏の夜空に見える星座です。一番明るい「ベガ」という星が目印で、そのすぐ横に小さな平行四辺形へいこうしへんけいの形をした星の集まりがあります。これは、昔の楽器である「竪琴たてごと」の形を表しています。

ベガは、七夕のお話に出てくる「おりひめ星」としても有名です。はくちょう座のデネブ、わし座のアルタイルと一緒に、夜空に大きな三角形を作っています。これを「夏の大三角」と呼び、夏の星座を探すときの目印になります。

「昼間は星がなくなっちゃうの?」と思うかもしれませんが、星はずっと空にあります。太陽の光が強すぎて、まわりの空が明るくなり、星の光が見えなくなっているだけなのです。太陽が月に隠れる皆既日食かいきにっしょくのときや、とても明るい金星などは、昼間でも見えることがあります。

ルラスタコラム

ベガは、今から約1万2000年後には「北極星」になると言われています。地球の軸が少しずつ動いているため、長い時間をかけて北の目印になる星が変わっていくのです。大昔や遠い未来では、今とは違う星が北極星と呼ばれています。

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