学習目安 | 小: A | 中: S | 高: S

速さ

一般小学生

まとめ

解説

速さは物体がどれくらいの勢いで動いているかを表す指標です。具体的な計算例として、ボウリングのボールが20mの距離を2秒で移動した場合、速さは「20÷2=10m/s」となります。物理学において運動の状態を把握するには、この「速さ」に加えて「向き」を考慮することが不可欠です。

物体の運動は、速さと向きの変化によっていくつかの形態に分けられます。速さが一定の「等速運動」、向きが一定の「直線運動」、その両方が一定である「等速直線運動」などがあります。また、斜面を転がり落ちるボールのように、速さが変化する割合が一定である運動を「等加速度運動」と呼びます。これは位置エネルギー運動エネルギーへと変換される過程で、位置の変化に伴い速さが変化することと密接に関係しています。

コラム

実験では、一定間隔で発光するストロボ写真を用いて、記録された物体間の距離から速さの変化を分析することが一般的です。また、周期的な運動である「ふりこ」の場合、1往復にかかる時間(周期)はひもの長さのみによって決まり、おもりの重さ振れ幅を変えても変化しません。しかし、おもりが最下点を通過する際の速さは、振れ幅やひもの長さによって変化するため、周期と速さの性質を混同しないよう注意が必要です。

小学生のみなさんへ

「速さ」とは、物体ぶったいがどれくらいのいきおいで動いているかを表す言葉です。速さは、「動いたきょり」を「かかった時間」でわり算して計算します。たとえば、ボウリングのボールが20メートルを2秒で進んだなら、速さは「20÷2」で1秒間に10メートル進む速さということになります。

ふりこの運動でも速さは大切です。ふりこがゆれているとき、おもりが一番下の場所を通るしゅんかんが、もっとも速くなります。ふりこが1往復おうふくする時間は「ひもの長さ」だけで決まりますが、動いているときの速さは、ふりはばなどによって変わります。

ジェットコースターのように、進む向きや速さがどんどん変わる運動もあれば、ずっと同じ速さでまっすぐ進む運動もあります。身の回りのものがどんな速さで動いているか、注目ちゅうもくしてみるとおもしろいですよ。

ルラスタコラム

光の速さは1秒間に約30万キロメートルもあり、地球を7周半もまわることができます。雷が光ってから音が聞こえるまで時間がかかるのは、光の速さにくらべて、音の伝わる速さがずっとおそいからなのです。

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