学習目安 | 小: S | 中: S | 高: A

気温

気温

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

気温
地上1.2〜1.5mの高さにおいて、直射日光を遮った風通しの良い状態で測定される大気の温度
  • 太陽放射が地表面を暖め、その熱が空気に伝わることで変化するため、日射量のピークから約2時間のタイムラグが生じる
  • 観測は芝生の上に設置された百葉箱などを用い、最小目盛りの10分の1まで目分量で読み取ることが原則である
  • 1日の平均気温は24時間の平均値を用いるほか、午前9時の観測値が指標とされることが多い

解説

気温の変化は、太陽エネルギーが直接空気を暖めるのではなく、まず地表面に吸収されるプロセスを経るため、時間的なズレが生じます。地表面が吸収した熱は、伝導や対流、放射によって周囲の空気に伝わります。このため、1日のうちで最も気温が高くなるのは、日射量が最大となる正午ではなく、午後2時ごろになります。

項目 ピークの時間 変化の理由
太陽高度 12時(正午)ごろ 太陽が南中し、単位面積あたりの日射量が最大になるため
地温 13時ごろ 地表面が太陽光を吸収して熱を蓄えるまでに時間を要するため
気温 14時ごろ 地表の熱が空気に伝わり、大気全体が暖まるまでにさらに時間がかかるため
コラム

気温は湿度とも密接に関係しています。晴天の日には、気温が上がると空気が保持できる水蒸気量(飽和水蒸気量)が増えるため、相対的に湿度は下がるという逆相関の関係が見られます。また、季節単位でも同様の遅れが発生し、1年で最も日射が強い夏至(6月下旬)よりも、地表面や海水温が十分に上昇した8月上旬ごろに最高気温を記録するのが一般的です。

なお、地下深くの温度は1年を通してあまり変わらないため、井戸水やトンネルの中の空気は、夏は冷たく、冬は温かく感じられます。雲量による天気の区分(0〜1:快晴、2〜8:晴れ、9〜10:くもり)や、風力階級(0〜12の13段階)といった観測基準も正確に理解しておく必要があります。

小学生のみなさんへ

気温とは、空気の温度のことです。ふだん私たちが「今日は暑いな」とか「寒いな」と感じるのは、この気温の変化によるものです。気温をはかるときは、地面から1.2メートルから1.5メートルの高さで、日光が直接当たらない、風通しのよい場所ではかる決まりになっています。

太陽の光は、まず地面をあたためます。そのあと、地面の熱が空気に伝わって気温が上がります。だから、太陽が一番高くなるお昼の12時よりも、少しあとの午後2時ごろに気温が一番高くなるのです。

また、地面の下のほうは温度があまり変わりません。そのため、井い戸の水やトンネルの中の空気は、夏はつめたく、冬はあたたかく感じられます。

ルラスタコラム

気温をはかる温度計の目盛りは、一番小さい目盛りの10分の1まで目分量で読み取るのがルールです。例えば、20度と21度の間を10個に分けて、「20.4度」というように細かく記録するんですよ。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 気温を測定する際、高さや場所についてどのような決まりがありますか。
地上1.2〜1.5mの高さで、直射日光が当たらない風通しの良い場所(百葉箱など)で測定します。
【応用】 晴れた日に、太陽高度が最大になる時刻と、気温が最高になる時刻にズレが生じるのはなぜですか。
太陽放射がまず地表面を暖め、その熱が伝導や対流によって空気に伝わるまでに約2時間のタイムラグが生じるためです。
【実践】 晴天の日において、気温と湿度の変化にはどのような関係が見られますか。
気温が上がると空気が保持できる水蒸気量(飽和水蒸気量)が増えるため、相対的な湿度は下がるという逆相関の関係になります。

記事の内容に誤りがありますか?

⚠️ 修正を提案する
ルラスタマップ (3層表示) フルサイズで表示 (5層) ↗
マップを生成中…

まだ閲覧履歴がありません