北極圏

北極圏

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

  • 北緯66.6度(正確には約66度33分)より北の地域を指し、地球の自転軸が公転面に対して約23.4度傾いていることに由来する範囲である。
  • 夏至の時期には太陽が1日中沈まない「白夜」、冬至の時期には太陽が1日中昇らない「極夜」が生じる南限の境界線である。
  • 北極海を囲むロシア、カナダ、アメリカ(アラスカ)、北欧諸国などが含まれ、気候学的には最暖月の平均気温が10度未満の寒帯に分類される。

解説

地球公転面に対して地軸を約23.4度傾けた状態で自転しています。この傾きにより、北半球が太陽側に最も傾く夏至の日、北緯66.6度(90度から23.4度を引いた値)以上の地域では、地球が1回転(自転)しても太陽が地平線の下に隠れない現象が起こります。これが「白夜」です。逆に、北半球が太陽と反対側に傾く冬至の時期には、太陽が地平線から全く顔を出さない「極夜」となります。

また、太陽の高度は地表の温度地温)に直接影響を与えます。太陽光によって温められた地面が、次に接している空気を温めるという熱伝導の仕組みがあるため、地温がピークに達してから少し遅れて気温が最高に達するという時間差が生じます。北極圏はこの太陽放射量が極めて少ないため、年間を通じて低温な気候が形成されています。

コラム

北極圏内では、北へ行くほど夏至の時期の昼の長さが長くなります。地理的な位置関係を把握する際、経度が1度変わると時刻が4分ずれるという計算式が用いられますが、北極圏のような高緯度地域では、季節による昼夜の長さの変化が中緯度地域(日本など)よりもはるかに劇的です。例えば、北極点では1年のうち約半年間が白夜、残りの半年間が極夜となります。

小学生のみなさんへ

北極圏(ほっきょくけん)とは、地球のいちばん北にある、とても寒い地域のことをいいます。ここでは、夏になると太陽が一日中しずまない「白夜びゃくや」という不思議な現象が見られます。逆に、冬になると太陽がずっと出てこない「極夜きょくや」という時期もあります。

なぜこのようなことが起きるかというと、地球が少しななめにむいたまま、太陽のまわりを回っているからです。地球の地軸ちじくという中心のぼうが、約23.4度ななめになっているため、北のほうで太陽の光がずっと当たる場所ができるのです。

北極圏には、ロシアやカナダ、アラスカなどの国々が含まれています。北極のまわりは大きな海ですが、冬は厚い氷におおわれます。夏でも気温が上がりにくいため、氷がとけきらず、とてもきびしい自然環境になっています。

ルラスタコラム

北極圏に住むイヌイットの人たちは、太陽がしずまない夏の間、時計を見ないといつ寝ればいいかわからなくなることもあるそうです。また、北極にはペンギンはいません。ペンギンは南極に住んでいる動物なんですよ。

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