ヤクーツク

ヤクーツク

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

解説

ヤクーツク(北緯62度)は、日本の東京(北緯35度)と比較して北極点に近いため、太陽の動きが日本とは大きく異なります。地学的な観点では、この緯度の高さが「太陽の南中高度」および「昼の長さ」の変動幅を増大させます。

特定の地点における正午の太陽の高さ(南中高度)は、以下の公式で求められます。
夏至:90 - 緯度 + 23.4
冬至:90 - 緯度 - 23.4
ヤクーツクの場合、夏至の南中高度は約51.4度まで上がりますが、冬至には約4.6度まで下がります。冬は太陽が地平線すれすれを移動するため、日照時間が極端に短くなります。

また、日の出日の入りの時刻から、その地点の「昼の長さ」や「南中時刻」を計算することができます。例えば、日の出が6時7分、日の入りが17時39分の場合、昼の長さは「17時39分 - 6時7分 = 11時間32分」となります。さらに、南中時刻は日の出と日の入りの中間の時刻にあたるため、「(6時7分 + 17時39分) ÷ 2 = 11時53分」と算出できます。高緯度地域では、これらの数値が季節によってダイナミックに変化するのが特徴です。

コラム

ヤクーツクのような高緯度地帯では、夏至の前後には太陽が沈んでも空が完全に暗くならない「薄明(はくめい)」の時間が長く続き、北緯66.6度以上の北極圏に入ると、一日中太陽が沈まない「白夜」が見られるようになります。

また、ヤクーツクは内陸部に位置するため、冬の寒さが非常に厳しいことでも知られています。地軸の傾きによる日照時間の短縮と、大陸性気候の影響が合わさり、冬の気温はマイナス50度を下回ることも珍しくありません。

小学生のみなさんへ

ヤクーツクは、ロシアという国にあるとても北の方に位置する町です。日本の東京よりもずっと北極に近い場所にあります。

この町の一番の特徴は、季節によって太陽が出ている時間(昼の長さ)がものすごく変わることです。夏は夜になっても空が明るい「白夜びゃくや」に近い状態になり、反対に冬は太陽がほんの少しの時間しか顔を出しません。

これは、地球が少しななめにむいたまま太陽のまわりを回っている(公転こうてんといいます)ためです。北極に近い場所ほど、このななめの影響を強く受けるので、日本よりも昼と夜の長さの差が激しくなるのです。

ルラスタコラム

ヤクーツクは「世界で一番寒い町」の一つとしても有名です。冬にはマイナス50度を下回ることもあり、外に置いておいた魚がカチコチに凍って、まるで木の棒のようになってしまうんですよ。

記事の内容に誤りがありますか?

⚠️ 修正を提案する
ルラスタマップ (3層表示) フルサイズで表示 (5層) ↗
マップを生成中…

「地球の公転と季節」の関連用語
最近見た用語
履歴をチェックしています…