まとめ
解説
天王星は、木星や土星と同じく巨大な惑星ですが、その内部構造の違いから「巨大氷惑星(アイスジャイアント)」に分類されます。中心部には岩石の核があり、その周囲を水、アンモニア、メタンなどが凍ったマントルが取り囲んでいます。大気は主に水素とヘリウムで構成されていますが、わずかに含まれるメタンが太陽光の赤い光を吸収し、青い光を散乱させるため、独特の青緑色に見えるのが特徴です。
最大の特徴は、自転軸が約98度も傾いていることです。地球の傾きは約23.4度ですが、天王星はほぼ真横を向いて公転しているため、北極や南極が太陽の方向を向く時期があり、極めて極端な季節の変化が起こります。また、天王星には細い環(リング)や27個の衛星が確認されています。
| 項目 | 木星・土星 | 天王星・海王星 |
|---|---|---|
| 分類 | ガス巨大惑星 | 氷巨大惑星 |
| 主な構成成分 | 水素、ヘリウム | 水、メタン、アンモニアの氷 |
| 平均密度 | 非常に低い | ガス惑星よりやや高い |
天王星は、太陽から数えて7番目にある惑星です。地球よりもずっと大きくて、きれいな水色をしています。この色は、空気の中に含まれる成分が太陽の光をはね返しているために見える色です。
天王星の一番ふしぎなところは、回っている向きです。地球などのほかの惑星は、コマのように立って回っていますが、天王星は横だおしになって、まるでボールが地面を転がるように太陽のまわりを回っています。そのため、昼や夜が何十年も続く場所があるなど、とても変わった世界になっています。
この星は、1781年にイギリスのハーシェルという人が望遠鏡を使って見つけました。それまでは、遠すぎてだれも惑星だとは気づかなかったのです。
天王星のまわりには、土星と同じように「わ(環)」があるのを知っていますか?土星ほど目立ちませんが、細くて暗い色のわがいくつも重なっています。また、天王星の衛星(まわりを回る星)の名前は、有名な劇作家シェイクスピアの作品に出てくる登場人物から名付けられているんですよ。
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