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公転周期

公転周期

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

解説

公転周期とは、ある天体が主星の周囲を360度回転するのに要する時間です。月の場合は地球を主星として公転しており、背景の恒星を基準とした1周の時間は約27.3日となります。月は西から東へと公転しているため、地上から同じ時刻に月を観測すると、その位置は前日よりも毎日約13度ずつ東へ移動して見えます。

この公転運動に伴い、月が南中する時刻は1日ごとに約50分ずつ遅れていきます。これは、地球が1回自転する間に月も公転軌道上を移動してしまうため、地球が再び月を正面に捉えるには、自転1回分(24時間)に加えて、月が移動した分だけ余計に回転する必要があるからです。

さらに、月の公転周期(約27.3日)と、新月から次の新月までの満ち欠けの周期(約29.5日)が異なる点にも注意が必要です。月が地球を1周する間に、地球自身も太陽の周りを公転しているため、太陽・月・地球が再び同じ相対的な位置関係(新月や満月)になるには、月はさらに約2.2日分余計に公転を続けなければなりません。

コラム

月の公転軌道は完全な円ではなく楕円形をしているため、ケプラーの法則に従い、公転速度は一定ではありません。そのため、日ごとの移動距離南中時刻の遅れには、時期によってわずかな変動が生じます。また、月の自転周期と公転周期が一致している現象は「同期回転」と呼ばれ、これにより地球からは常に月の同じ面しか観測できない仕組みになっています。

小学生のみなさんへ

ある天体が、中心となる別の天体のまわりを1周するのにかかる時間のことを公転周期こうてんしゅうきといいます。たとえば、月が地球のまわりをぴったり1周する時間は、約27.3日です。これを「恒星月こうせいげつ」とよびます。

月は地球のまわりを回っているため、毎日少しずつ見える位置が変わります。同じ時刻に月を観察すると、前日よりも約12度から13度ほど東へずれて見えます。この影響えいきょうで、月が真南にくる時刻(南中時刻)は、毎日約50分ずつ遅れていくことになります。

また、月が1周する間に地球も太陽のまわりを動いているため、新月から次の新月までの「満ち欠けの周期」は、公転周期よりも少し長い約29.5日になります。これを「朔望月さくぼうげつ」といいます。公転周期と満ち欠けの周期には、約2.2日のズレがあることを覚えておきましょう。

ルラスタコラム

月は「自転(自分自身が回ること)」の周期と「公転」の周期がまったく同じ約27.3日です。そのため、地球からはいつも月の同じ面しか見ることができません。月の裏側を地球から直接見ることはできないなんて、不思議ですね!

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