一般小学生
まとめ
解説
硫酸ナトリウム(化学式:Na2SO4)は、強酸である硫酸(H2SO4)と強塩基である水酸化ナトリウム(NaOH)が反応してできる塩です。化学反応式は H2SO4 + 2NaOH → Na2SO4 + 2H2O と表されます。強酸と強塩基の組み合わせからなる正塩であるため、水溶液中で加水分解が起こらず、液性は中性(pH7付近)となります。
塩の性質は、もととなる酸と塩基の強弱の組み合わせによって決まります。例えば、強酸と弱塩基からなる塩(塩化アンモニウムなど)は、水溶液中で弱塩基由来のイオンが加水分解して水素イオンを生じるため、酸性を示します。以下の表に、代表的な塩の性質の比較をまとめます。
| 塩の名称 | もとの酸 | もとの塩基 | 水溶液の性質 |
|---|---|---|---|
| 硫酸ナトリウム | 硫酸(強酸) | 水酸化ナトリウム(強塩基) | 中性 |
| 塩化アンモニウム | 塩酸(強酸) | アンモニア(弱塩基) | 酸性 |
| 酢酸ナトリウム | 酢酸(弱酸) | 水酸化ナトリウム(強塩基) | 塩基性 |
小学生のみなさんへ
硫酸ナトリウムは、強い酸性の液体と、強いアルカリ性の液体を混ぜ合わせたときにできる「塩(えん)」という仲間の物質です。見た目は白い粉で、水に溶かすと、酸性でもアルカリ性でもない「中性」になります。
この物質は、みんなの家にあるものにも使われています。例えば、洗濯用の洗剤をサラサラにしたり、お風呂に入れる入浴剤に入っていたりします。お風呂に入れると、体がポカポカ温まりやすくなる効果があるんですよ。
ルラスタコラム
入浴剤のパッケージの裏側を見てみると、「硫酸ナトリウム」や「芒硝」と書かれていることがあります。これが入っているお風呂に入ると、肌の表面に膜を作って熱を逃がしにくくしてくれるので、お風呂上がりも温かさが長続きするのです。
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