イオン

一般小学生

まとめ

イオン
原子または原子団が電子を失う、あるいは受け取ることによって、正または負の電荷を帯びた粒子

解説

物質を構成する原子は、中心にある正の電気を持つ「原子核」と、その周りにある負の電気を持つ「電子」で構成されています。通常、原子はこれら正負の電気の量が等しく、全体として電気を帯びていない中性の状態にあります。しかし、化学反応などの過程で電子が移動すると、このバランスが崩れて電気を帯びた「イオン」へと変化します。

電子を失うと、マイナスの電気が減るため、相対的にプラスの電気が勝り「陽イオン」となります。逆に、電子を受け取るとマイナスの電気が増えて「陰イオン」となります。食塩(塩化ナトリウム)のように、水に溶けた際に陽イオンと陰イオンに分かれる物質を「電解質」と呼び、この現象を「電離」といいます。水溶液中でイオンが自由に動き回ることで、電気が運ばれる仕組みになっています。

コラム

電解質の水溶液に流れる電流の大きさは、いくつかの要因によって変化します。まず、水溶液の「濃さ」が重要で、濃度が高いほどイオンの数が多くなるため、電流は流れやすくなります。また、液の「温度」が上がるとイオンの動きが活発になり、電流が大きくなる傾向があります。

さらに、装置の条件も影響します。電極同士の「間隔」を狭くしたり、電極が液に触れている「面積」を大きくしたりすることで、電気の通り道が確保されやすくなり、より大きな電流を流すことが可能になります。これらの原理は、私たちの身近にある乾電池リチウムイオン電池などの仕組みにも応用されています。

小学生のみなさんへ

水の中に、目には見えないとても小さな「電気を帯びた粒」があることを知っていますか?これを「イオン」と呼びます。例えば、食塩を水に溶かすと、食塩はイオンになってバラバラに広がります。イオンがあるおかげで、水に電気が流れるようになったり、電池が動いたりします。私たちの体の中でも、イオンは大切な働きをしています。

テストでの問われ方・理解度チェック

記事の内容に誤りがありますか?

⚠️ 修正を提案する
ルラスタマップ (3層表示) フルサイズで表示 (5層) ↗
マップを生成中…

「化学変化とイオン」の関連用語
最近見た用語
履歴をチェックしています…