液性

液性

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

液性
水溶液が示す化学的な性質のことで、水素イオン濃度に基づいて酸性中性アルカリ性の3つに分類される指標

解説

液性は、水溶液中に含まれる水素イオン(H+)と水酸化物イオン(OH-)の存在比によって決定されます。水素イオンが多い状態を酸性、水酸化物イオンが多い状態をアルカリ性、両者の量が等しく打ち消し合っている状態を中性と呼びます。これらを定量的に表す尺度としてpH(ピーエッチ)が用いられ、一般にpH7を中性とし、それより小さい値を酸性、大きい値をアルカリ性と定義します。

液性を判定するためには指示薬が用いられます。代表的なものとして、酸性で赤色、アルカリ性で青色に変化するリトマス紙や、酸性で黄色、中性で緑色、アルカリ性で青色を示すBTB溶液があります。また、フェノールフタレイン溶液はアルカリ性にのみ反応して赤色を呈する特性を持ちます。

コラム

酸性の水溶液アルカリ性の水溶液を混ぜ合わせると、互いの性質を打ち消し合う「中和」という反応が起こります。このとき、水と「塩(えん)」が生成されるとともに、熱が発生発熱反応)するのが特徴です。また、水溶液の性質を理解する上では、溶質質量パーセント濃度密度といった物理量も重要です。例えば、同じ食塩水でも濃度が異なれば密度が変わり、単位体積あたりの重さが変化します。実験においては、これらの計算と液性の変化を組み合わせて考察することが求められます。

小学生のみなさんへ

水溶液(水に何かがとけた液)がもっているとくちょうのことを「液性(えきせい)」と呼びます。液性は、大きくわけて「酸性(さんせい)」「中性(ちゅうせい)」「アルカリ性(あるかりせい)」の3つがあります。たとえば、レモンじるや酢は酸性、石けん水はアルカリ性、ただの水は中性です。リトマス紙という紙をつかうと、色がかわることで液性をかんたんに調べることができます。

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