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気泡

気泡

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

気泡
マグマが上昇して圧力が下がることで、溶け込んでいた水蒸気などの揮発性成分が気体となって現れたもの

解説

地下深部にあるマグマは、周囲から非常に高い圧力を受けています。この状態では、水蒸気二酸化炭素などの「揮発性成分」が液体であるマグマの中に大量に溶け込んでいます。しかし、マグマが地表に向かって上昇を始めると、周囲からの圧力が徐々に低下します。

圧力が下がると、マグマの中に溶けきれなくなった揮発性成分が気体として分離し、小さな泡となって現れます。これが気泡です。この現象は、炭酸飲料の栓を抜いたときに、圧力が下がって二酸化炭素の泡が出てくる仕組みと非常によく似ています。気泡を多く含んだままマグマが急激に冷えて固まると、多くの穴が開いた岩石が作られます。

岩石名 主な特徴
軽石 白っぽい 二酸化ケイ素が多く、気泡が非常に多い
スコリア 黒っぽい 鉄やマグネシウムが多く、気泡を含む
コラム

マグマに含まれる気泡の量は、火山噴火の激しさに大きく関係しています。粘り気の強いマグマでは、気泡が逃げにくいため内部で圧力が急激に高まり、爆発的な噴火を引き起こしやすくなります。一方で、粘り気の弱いマグマでは気泡が外に逃げやすいため、比較的穏やかな噴火になる傾向があります。

小学生のみなさんへ

マグマの中には、もともと水などがガスの状態で溶けこんでいます。地下深くでは強い力でおさえつけられていますが、マグマが地面の近くまで上がってくると、おさえる力が弱まります。すると、溶けていたガスが空気のあわになって出てきます。これが「気泡」です。

コーラやサイダーのふたをあけたときに、シュワシュワとあわが出てくるのを見たことがありますか?あれと同じことが、火山の地下でも起きているのです。このあわがたくさん残ったままマグマが固まると、あなだらけの石になります。

ルラスタコラム

あなだらけの石の代表が「軽石かるいし」です。軽石はあわのあなの中に空気がたくさん入っているため、石なのに水に浮くことがあるんですよ。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 マグマの中に気泡ができる主な原因は何ですか。
マグマが上昇することによって、周囲からの圧力が低下するため。
【応用】 気泡を多く含んだまま固まった、白っぽくて水に浮くこともある岩石を何といいますか。
軽石(かるいし)
【実践】 マグマの粘り気が強い場合、気泡は噴火の様子にどのような影響を与えますか。
気泡がマグマの外に逃げにくいため、内部の圧力が急激に高まり、爆発的な噴火になりやすい。

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