中性

一般小学生

まとめ

中性
酸性でもアルカリ性でもない水溶液の性質。水素イオン濃度(pH)が7付近(25℃の場合)の状態を指し、BTB液を滴下すると緑色を示す

解説

溶液の性質(液性)は、溶けている物質の種類によって決まります。中性とは、酸性の原因である水素イオン(H⁺)と、アルカリ性の原因である水酸化物イオン(OH⁻)のバランスが完全に釣り合っている、あるいはどちらのイオンもほとんど含まれていない状態を指します。

代表的な指示薬を用いた反応では、BTB液が緑色を示し、リトマス紙は赤色・青色ともに変化しません。また、フェノールフタレイン溶液は無色のままです。化学反応においては、酸とアルカリを適切な割合混合して互いの性質を打ち消し合わせる「中和」によって中性の水溶液が生成されます。例えば、塩酸水酸化ナトリウム水溶液を反応させると、中性の食塩水と水が生成されます。

コラム

中性の水溶液には、食塩水のように電流を流す「電解質」のものと、砂糖水のように電流を流さない「非電解質」のものがあります。これは、溶質が水中でイオンに電離するかどうかに依存します。

また、中和反応によって生じる「塩(えん)」が必ずしも中性になるとは限らない点に注意が必要です。用いる酸とアルカリの強弱(強酸と弱アルカリなど)によって、完全中和後の液性がわずかに酸性やアルカリ性に寄ることがあります。実験においては、BTB液の色変化や、反応後の液を蒸発させて残る固体顕微鏡で観察することで、反応の進行度や生成物を確認します。

小学生のみなさんへ

水溶液の性質の一つで、酸性でもアルカリ性でもない状態のことです。BTB液という調べたい水に入れる薬を使うと、色は緑色のまま変わりません。身近なものでは、砂糖水や食塩水、蒸留水などが中性の仲間にあたります。

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