まとめ
- 水が溶媒となり、物質(溶質)が均一に拡散して混ざり合っている液体のこと。
- 放置しても溶質が沈殿せず、どの部分を取り出しても濃度や密度が一定である。
- 溶質の状態は固体に限らず、塩化水素(気体)やアルコール(液体)なども含まれる。
解説
水溶液は、溶媒が水である溶液を指します。物質が溶媒に溶けて均一に混ざり合う現象を「溶解」と呼び、その結果として生成される液体は常に透明(無色または有色)です。水溶液の大きな特徴として、溶質粒子が極めて小さく分散しているため、重力によって溶質が沈むことがなく、半永久的に均一な状態を保つ点が挙げられます。
水溶液の物理的性質において、質量は「溶媒の質量+溶質の質量」の和に等しくなりますが、体積は必ずしも単純な和にはなりません。これは、水分子の隙間に溶質の粒子が入り込むためで、多くの場合、混合後の体積は元の合計よりもわずかに減少します。また、濃度が高まるにつれて密度は大きくなるのが一般的ですが、エタノールのように水より密度が小さい物質を溶かした場合は、濃度が高いほど密度が小さくなるという例外も存在します。
水溶液とは、水にいろいろな物質がとけて、全体が同じこさでまざり合った液体のことです。たとえば、水に砂糖をとかした「砂糖水」や、塩をとかした「食塩水」などが水溶液のなかまです。
水溶液には大切なとくちょうが3つあります。1つ目は、どこを調べてもこさが同じであること。2つ目は、時間がたってもとけているものが下にたまらないこと。そして3つ目は、すきとおって見える(透明である)ことです。透明であれば、色がついていても水溶液とよびます。
水にとけている物質を「溶質」、物質をとかしている水を「溶媒」といいます。水溶液の重さは、水ととけている物質の重さを合計したものと同じになりますが、かさは少しだけ小さくなるという不思議な性質もあります。
水溶液は必ず「透明」ですが、実は色がついているものもあります。たとえば、硫酸銅という物質をとかすと、とてもきれいな青色の水溶液になります。反対に、牛乳は白くにごっていて向こう側が見えないので、水溶液ではありません。
記事の内容に誤りがありますか?
⚠️ 修正を提案する