示準化石(標準化石)

一般小学生

まとめ

【定義】 地層がどの地質時代に堆積したのかを決定し、地層の新旧や年代を対比するのに役立つ化石。

まとめ

示準化石は、特定の短い期間に広い範囲で生息していた生物の化石である。これを利用することで、離れた場所にある地層同士の時代の対比や、その地層が形成された年代(古生代・中生代・新生代など)を特定することができる。

解説

示準化石として適している生物には、いくつかの重要な条件がある。第一に、生物としての生存期間が短いことである。生存期間が長いと、特定の時代を限定する目印にならない。第二に、地理的に広い範囲に分布していることである。一部の地域にしか生息していない生物では、広域的な地層の比較が困難になる。第三に、個体数が多く、化石として残りやすく、かつ発見された際に種類の識別が容易であることである。代表的な例として、古生代のサンヨウチュウやフズリナ、中生代のアンモナイトや恐竜、新生代のビカリアやナウマンゾウなどが挙げられる。なお、堆積当時の環境(海か陸か、暖かいか寒いかなど)を示す化石は「示相化石」と呼ばれ、示準化石とは明確に区別される。

小学生のみなさんへ

大昔の生き物の死がいが石になったものを「化石」といいます。その中でも、その地面の重なり(地層)がいつごろできたのかを教えてくれる化石を「示準化石(しじゅんかせき)」とよびます。たとえば、三葉虫(さんようちゅう)の化石が見つかれば、そこは「古生代(こせいだい)」という、とても古い時代の地面だとわかります。時代を見分けるための「目印」になる化石のことです。

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