一般小学生
まとめ
- 遠い昔の生物の死骸や生活の跡が、地層の中に残されて固まったものです。
- 地層が形成された年代を特定する「示準化石」と、当時の堆積環境を推定する「示相化石」に大別されます。
- 生物の体そのものが残る「体化石」だけでなく、足跡や巣穴などの「生痕化石」も含まれます。
解説
化石は、生物が死後速やかに土砂に埋まり、バクテリアによる分解や酸化を免れることで地層の中に保存されたものです。これらは大きく2つの種類に分けられます。1つは生物の骨や殻、木の葉などが残った「体化石」、もう1つは足跡や這い跡、巣穴、さらには糞などが残った「生痕化石」です。
地質学において化石は、過去を知るための重要な指標となります。特定の時代に広範囲にわたって生息した生物の化石は「示準化石」と呼ばれ、三葉虫(古生代)やアンモナイト(中生代)のように地層の年代(地質年代)を特定する基準となります。一方、サンゴ(暖かく浅い海)やアサリ(浅い海)のように、特定の環境にのみ生息する生物の化石は「示相化石」と呼ばれ、当時の水深や水温、塩分濃度などの環境を推定する手がかりとなります。
小学生のみなさんへ
化石とは、大昔に生きていた生き物の死がいや、足跡などの生活のあとが、地層の中にのこって固まったものです。長い年月をかけて、まるで石のようになります。
化石を調べると、その地層がいつごろできたのか、また当時はどのような場所だったのかを知ることができます。たとえば、サンゴの化石が見つかれば、そこは昔「あたたかくて浅い海」だったことがわかります。このように、当時の環境を教えてくれる化石を示相化石といいます。
また、三葉虫(さんようちゅう)のように、決まった時代にだけ生きていた生き物の化石は、地層ができた時代を教えてくれます。これを示準化石と呼びます。化石は、地球の歴史を読みとくための大切なタイムカプセルのような存在なのです。
ルラスタコラム
化石には、生き物の「うんち」が固まったものもあります。これを「糞化石」と呼びます。これを調べると、その生き物が当時何を食べていたのかがわかるんですよ!
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