ボーリング

一般小学生

まとめ

  • 地下の地層の状態や土質を調査するために、地面に細く深い穴を掘り、土砂岩石の試料(コア)を採取すること。
  • 採取した試料をもとに「ボーリング柱状図」を作成し、地層の重なりや広がりを立体的に把握するために用いられる。
  • 火山灰層などの「かぎ層」を特定することで、離れた地点同士の地層のつながりや傾きを推定する重要な手がかりとなる。
ボーリング柱状図地層かぎ層

解説

ボーリングは、地表からでは観察できない地下深部の情報を直接得るための最も確実な調査手法です。専用の掘削機を用いて円筒状の地層サンプル(ボーリングコア)を抜き出すことで、その地点の岩相の変化や地層の厚さを垂直方向に把握できます。

学習においては、複数の地点のボーリングデータを比較する「地層の対比」が重要です。例えば、特定の火山灰層(かぎ層)が地点Aでは深さ10m、地点Bでは深さ20mにある場合、その高度差から地層の傾斜(下がり方)を計算できます。これにより、未調査の地点における特定の層の深さを論理的に推測することが可能になります。

コラム

ボーリング調査は学術研究だけでなく、土木・建築分野でも極めて重要です。建物を建てる前に「標準貫入試験」を併用して地盤の強度(N値)を測定し、安全性を確認します。また、活断層の活動履歴を調べる際にも、ボーリングによって過去の地震による地層のズレを直接確認する手法が取られます。

小学生のみなさんへ

ボーリングとは、地面に細くて深い穴をほって、地下にある土や石をぬき取って調べることです。地面の下がどうなっているかは、ふだんは見ることができません。そこで、ストローをさしこむようにして地面の中身をとり出し、どんな種類の土があるのか、どのくらいの深さまで続いているのかをたしかめます。

とり出した土や石の試料しりょう(サンプル)を調べると、大昔に火山が噴火ふんかしたときの灰が見つかることがあります。はなれた場所でも同じ火山の灰が見つかれば、それらが同じ時代にできた地層だとわかります。これを利用して、地面の下で地層がどのように広がっているのかを予想することができるのです。

ルラスタコラム

ボーリングでほり進める深さは、数メートルから、ときには数千メートルにおよぶこともあります。地球の内部を調べるために、海の底からさらに深くほり進める専用の船もかつやくしています。

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