まとめ
- 地層が堆積した時代(地質時代)を特定するための指標となる化石。
- 生存期間が短く、かつ広い範囲に分布していた生物の化石が適している。
- 代表例として、古生代の三葉虫や中生代のアンモナイトなどが挙げられる。
解説
地層の中から発見される化石には、その地層がいつの時代に形成されたかを知る重要な手がかりになるものがあります。これを「示準化石」と呼びます。示準化石として役立つためには、特定の短い期間にだけ地球上に生存し、かつ世界中の広い範囲に分布していた生物である必要があります。もし、非常に長い期間にわたって生き続けている生物だと、その化石が見つかっても「どの時代の地層か」を絞り込むことができないためです。
地質学者は、これらの化石を基準にして、離れた場所にある地層同士が同じ時代に作られたものかどうかを判断します。例えば、ある地層からアンモナイトが見つかれば、その地層は恐竜が繁栄していた「中生代」に堆積したものだと断定できます。このように、地球の歴史を区分けする「地質時代」を決定する上で、示準化石は欠かせない存在となっています。
大昔の生き物の死がいやあしあとが、石のようになったものを「化石」といいます。その中でも、その地層が「いつの時代にできたか」を教えてくれる特別な化石のことを示準化石と呼びます。
示準化石になるためには、いくつかの条件があります。まず、その生き物が短い期間だけ地球にいたこと。そして、広い範囲にたくさん住んでいたことです。もし、ずっと昔から今までずっと生きている生き物だと、化石を見つけても「いつの時代のものか」を特定できないからです。
有名なものでは、大昔の海にいた三葉虫や、恐竜と同じ時代にいたアンモナイトなどがあります。これらが見つかることで、その地面が何億年も前のものだと分かるのです。
化石といえば恐竜が人気ですが、実は目に見えないほど小さな「フズリナ」という生き物も、時代を知るための大切な示準化石です。大きさに関係なく、その時代を代表する生き物が歴史の「ものさし」になるんですね。
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