プランクトン

プランクトン

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

プランクトン
水中を漂いながら生活する生物の総称で、自力で泳ぐ能力が低いか全く持たないもの

解説

プランクトンは、自力で泳ぐ能力が非常に弱いか、あるいは全く持たないため、水の流れに逆らわずに浮遊している生物を指します。これに対し、魚のように自力で泳ぎ回る生物を「ネクトン(自泳生物)」、カニや貝のように水底で生活する生物を「ベントス(底生生物)」と呼び、生活様式によって区別されます。

プランクトンは大きく二つのグループに分けられます。一つは、太陽の光を受けて光合成を行う「植物プランクトン」で、ケイソウなどが代表的です。もう一つは、植物プランクトンなどを食べて生活する「動物プランクトン」で、ミジンコやアミなどが含まれます。これらは水中の食物連鎖において最も基礎となる存在であり、生態系を支える極めて重要な役割を担っています。

コラム

プランクトンは環境の変化に敏感な指標となります。生活排水などで海や湖の栄養分が増えすぎると、特定のプランクトンが異常発生して水の色が変わる「赤潮」や「青潮」を引き起こし、魚が酸欠になるなどの被害が出ることがあります。

一方で、近年では「海がきれいになりすぎた」ことによる弊害も報告されています。下水道の整備が進み、海に流れ込む栄養分が減りすぎた結果、プランクトンが育たず、それを餌とする魚やノリの収穫量が減ってしまう現象です。現在は、豊かな海を守るために、適切な量の栄養分を海に戻す「豊かな海づくり」の取り組みが各地で行われています。

小学生のみなさんへ

プランクトンは、海や池の中で水の流れにまかせて、ふわふわとただよって生活している生き物のことです。日本語では「浮遊生物ふゆうせいぶつ」といいます。

プランクトンには、太陽の光をあびて栄養を作る「植物プランクトン」と、それを食べる「動物プランクトン」がいます。とても小さな生き物ですが、大きな魚たちの食べ物になるので、海や池の生き物たちが生きていくために欠かせない存在です。

でも、海に栄養が増えすぎると、プランクトンが急に増えすぎて「赤潮あかしお」という現象が起きることがあります。海が赤く見えるほど増えてしまうと、魚が息をできなくなって死んでしまうこともあるので、海をきれいに保つことはとても大切です。

ルラスタコラム

最近では、ミカンの皮などをエサに混ぜて育てた「フルーツ魚」という魚が人気です。魚の生臭さが消えて、フルーティーな香りがするんですよ。海をきれいにするだけでなく、こうした新しい工夫で、おいしい魚を育てる研究が進んでいます。

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