大理石

大理石

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

  • 石灰岩がマグマの熱を受けて再結晶化した「変成岩」の一種。
  • 地質学上の正式名称は「結晶質石灰岩」で、主成分は方解石(炭酸カルシウム)。
  • 美しい光沢と紋様を持ち、建築用石材や彫刻の素材として古くから重宝されている。

解説

大理石は、堆積岩である石灰岩が、地下に貫入したマグマの熱による「接触変成作用」を受けて変化した岩石です。この過程で、石灰岩の主成分である方解石が再結晶し、等粒状の粗大な組織へと変化します。この再結晶の段階で、元の石灰岩に含まれていた化石などの構造はほとんど消失し、純度の高いものは白く、不純物を含むものは様々な紋様を持つようになります。

名称の由来は、中国の雲南省大理府で良質な石材が産出されたことにちなんでいます。加工が比較的容易でありながら、磨き上げることで特有の光沢を放つため、古代ギリシャのパルテノン神殿やミロのヴィーナスといった歴史的建造物や芸術作品に多用されてきました。現代でも高級感のある内装材として広く利用されています。

コラム

化学的性質は石灰岩と同様であり、炭酸カルシウムを主成分とするため、塩酸などの酸に触れると中和反応を起こして二酸化炭素放出します。このため、酸性雨にさらされる屋外では表面が溶解しやすく、光沢が失われやすいため、主に屋内での使用が推奨されます。

また、堆積岩が変成岩に変わる例としては、泥岩が熱や圧力を受けて「粘板岩(スレート)」になるケースなどもあり、これらは地殻変動の歴史を知る重要な手がかりとなります。

小学生のみなさんへ

大理石(だいりせき)は、もともとは「石灰岩せっかいがん」という石でした。この石灰岩が、地下でマグマの熱によって温められ、すがたを変えたものを「変成岩へんせいがん」と呼びます。大理石はその代表的なものです。

大理石は、みがくとピカピカに光り、きれいなもようが出るのがとくちょうです。そのため、大昔から建物のカベや、有名な彫刻ちょうこく(石の像)の材料として使われてきました。みなさんの学校の玄関や、デパートのゆかなどでも見かけることがあるかもしれません。

ルラスタコラム

大理石にレモン汁などの「酸」をかけると、シュワシュワとあわが出て溶けてしまいます。これは、大理石が貝がらやサンゴと同じ「炭酸たんさんカルシウム」という成分でできているからです。おそうじのときは気をつけましょう!

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