満ち欠け

一般小学生

まとめ

【定義】
月の輝いて見える部分が、新月から満月を経て再び新月に戻るまで、一定の周期で変化する現象。太陽系における天体の相対的な位置関係によって生じる。

学習の要点

  • 重要語句:公転、朔望月、南中時刻、日食・月食、潮汐現象
  • 用語の意義:月の満ち欠けは、月の公転運動によって地球から見た太陽光の反射面が変化するために起こる。この周期的な変化は、暦の基準や潮の満ち引きなど、地球上の自然現象と密接に関わっている。

解説

月の満ち欠けは、月が地球の周囲を公転していることに起因する。月自身は光を放たず、太陽の光を反射して輝いているため、太陽・月・地球の三者の位置関係によって、地球から見える輝面(光っている部分)の形が変化して見える。

月の公転周期(約27.3日)に対し、満ち欠けの周期(朔望月)は約29.5日である。この差は、月が地球の周りを公転している間に、地球自体も太陽の周りを公転しているために生じる。この運動の結果、月が南中する時刻は毎日一定ではなく、前日と比較して約50分ずつ遅れていくという規則性がある。

また、太陽・月・地球が一直線上に並ぶ際、その位置関係によって日食や月食が発生する。さらに、月の重力が地球の海水を引き寄せることで生じる潮汐現象も、月の満ち欠けの周期(月相)と深く関連しており、天体の配置が地球環境に物理的な影響を与えていることがわかる。

補足
月の公転軌道は楕円形であるため、地球との距離は常に変化している。これにより、同じ満月であっても見かけの大きさが変化する現象(いわゆるスーパームーンなど)が発生する。

小学生のみなさんへ

月は、毎日形が少しずつ変わっているように見えます。これを「満ち欠け」といいます。

月そのものが形を変えているのではなく、太陽に照らされて光っている部分が、地球から見てどのように見えるかによって形が決まります。月は地球のまわりを回っているため、太陽・月・地球のならび方が毎日変わることで、形が変わって見えるのです。

月の形が変わる順番にはきまりがあります。新月から始まって、三日月、半月(上弦の月)、満月、そしてまた半月(下弦の月)を通って新月に戻ります。この間、月が真南にくる時刻は、毎日およそ50分ずつおそくなっていきます。

また、太陽と月と地球が一直線にならぶと、日食や月食が起きたり、海の水の高さが変わる「潮の満ち引き」が起きたりします。このように、月の動きは地球の自然と深くつながっています。

記事の内容に誤りがありますか?

⚠️ 修正を提案する